ルナーボール-おきらくゲームソフト事典-

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ルナーボール

ジャンル:テーブル
メーカー:ポニーキャニオン
発売日:1985年12月5日
ハード:FC

概要

ビリヤードをモチーフにしたゲームです。白球を打って的玉を落としていくという基本的な部分はいわゆるビリヤードその物ですが、台の形が様々だったり、台の摩擦係数を変更する事が出来るという特徴があり、いわゆる、ビリヤードとはちょっと違った感じで楽しめる作品です。

台には、Zや矢印の形をかたどった物があり、全部で30種類登場します。それぞれの台に、二通りの玉の初期配置があるので、合計60面ある事になります。摩擦係数を変える事で、玉の転がり方、止まり方が変わってきます。標準的なものだと、普通のビリヤードと言う感じになりますが、摩擦係数が大きいとすぐに止まってしまい、思い切ってボールを打つ必要があり、反対に摩擦係数が少ないとなかなかボールが止まらなくなり、0になると、全く止まらないという事になります。これが無重力でビリヤードをプレイしているのと同じという事で、本作のタイトル、ルナーボールに繋がるようです。

摩擦係数を掛けられるのは面白いと思うのですが、0から255までとそこまで細かく変える必要があったのかは疑問だなと思ってしまいました。とりあえずと言う意味では、0とか255とか変えてみますが、結局は標準的なところでプレイする事が多い気がします。

持ち玉は最初は三個からスタートします。持ち玉は白球を落すか、三回連続で玉を落せなかった場合、減っていき0になるとゲームオーバーとなってしまいます。一人プレイでクリアを目指すのであれば、白球を落さないように意識してプレイする事が重要となります。ただし、高得点を狙うためには、連続してボールを落す必要があるので、思い切った事をチャレンジする事も必要になります。二人プレイ、対コンピュータの対戦プレイも楽しむ事が出来、その場合は、失敗したら相手の手順となります。

割とシンプルな作りになっているのですが、その分、淡々と楽しめるという気もします。ステージセレクトもあるので、ひとつひとつクリアしていくという楽しみ方も出来ます。ただし、エンディングを見るためには、最初から全てプレイしなければならず、そうなると一気にハードルは高くなります。時間も掛かりますし、集中力を切らさずにプレイする事が出来るのかと言うのがポイントになります。そして、その苦労に見合ったエンディングなのかも悩ましい所です。この当時のゲームと言う事を考えれば、そういうものかなと言う気もしないではないです。

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