ワンダーモモ(PCE)-おきらくゲームソフト事典-

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ワンダーモモ(PCE)

ジャンル:アクション
メーカー:ナムコ
発売日:1989年4月21日
ハード:PCE

概要

正義のヒロイン、ワンダーモモに変身できる女の子、モモを操作して、怪人軍団、ワルデモンから地球を守るために戦うというお話です。ユニークなのが、この作品自体が、ナムコシアターで上映されているヒーローショーとなっているところです。女子高生アイドル、神田桃がモモを演じているという設定になっています。そのため、厳密に言えば、ヒーローショーに出ている女子高生アイドルを操作するという事になります。

ゲームとしては、現れる敵を次々と倒していくアクションゲームとなっています。ステージ上が舞台になっているという事で、左右には制限があります。背景はステージによって変わりますが、そこまで広いステージではないです。

モモは敵を倒す事によって、ワンダーパワーを溜める事が出来ます。ワンダーパワーによって、モモはワンダーモモに変身する事が出来るのですが、そのためには、特定のアクションをするか、つむじ風に触れる必要があります。

ワンダーモモに変身すると、攻撃力や防御力などがアップする他、必殺技が使えるようになります。変身すると、時間経過によって、ワンダーパワーが減り、ワンダーパワーが無くなると変身が解けてしまいます。そのため、ワンダーパワーをどこまで溜めて、変身して敵と戦うかを考える必要があります。

また、舞台上の敵だけでなく、カメラ小僧も厄介なキャラとして登場してきます。舞台の外からカメラを向けてきて、フラッシュ攻撃をしてきます。変身する前のモモの状態だと、フラッシュ攻撃でしゃがんでしまい、敵の攻撃を受けてしまうので注意が必要です。

元はアーケードゲームで、ゲームの雰囲気に比べると難易度が高いのではと感じる作品です。ただし、PCエンジン版は操作性が向上していたり、ステージ数が少なくなっていたりと、遊びやすくはなっています。また、おまけ要素として、特定のステージをクリアする事で、アイドル、神田桃のオフショットが見れたりします。ちょっとサービスし過ぎなのではと、気になってしまうグラフィックもあったりします。

ゲームの難易度や悪ノリし過ぎなのではと感じる部分が全くないわけではありませんが、少しふざけた感じなのも含めて楽しむ作品なのかなと思いました。ひとつ残念なのが、アーケード版と異なり、章立てとなっていないところです。容量の関係だったり、その分、ビジュアルシーンが追加になっていたりするのですが、如何にも変身ヒーロー物と言う部分を感じられただけに、ちょっと残念だなと思ってしまいます。


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