P-47(PCE)-おきらくゲームソフト事典-

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P-47(PCE)

ジャンル:シューティング
メーカー:エイコム
発売日:1989年3月20日
ハード:PCE

概要

アメリカ軍の戦闘機P-47を操作してドイツ軍と戦う横スクロール型のシューティングゲームです。

P-47にはメインのショットとアイテムを取る事で使えるようになるサブウェポンの二つの武器があります。メインのショットはパワーアップなどの要素はありませんが、サブウェポンには、4種類あり、しかも、重ねて取る事によってパワーアップしていきます。

サブウェポンには、方向キーに合わせて攻撃するターレット、前方に広範囲に発射されるミサイル、爆弾を落すボンバー、炸裂する弾を撃つエクスプロージョンの4種類があります。空中の敵相手であれば、ミサイルが有効、地上の敵であれば、ボンバーが有効など、それぞれの武器の特徴と言うのがあるので、場面に応じての使い分けと言うのが重要になります。特に空中のステージ、地上があるステージによっての違いがあるのでちゃんと考える必要があります。

ゲーム全体の雰囲気としては、派手さは無く落ち着いた硬派な印象を受ける作品です。しっかりとした内容のシューティングと言う感じを受けますが、その分、地味に感じてしまう部分もある作品です。背景とか美しいのですが、どこかノスタルジイを感じさせるような作品だなと思ってしまいます。敵の攻撃は激しいですが、敵の弾が当たったかに見えて、意外と避けられている事も多かったりします。

少し難点なのが攻撃が効いているのかどうか分かりにくい所があるところです。硬くて破壊するのに時間が掛かっているのか、それとも、そもそも破壊できないのかの区別がつきにくい所が気になります。

特にボス戦でそれに気が付かないと、ただ時間だけが掛かってしまうところがあります。ゲーム全体としては地味な印象はどうしてもぬぐえませんが、しっかりしたシューティングで、雰囲気とかは感じる事が出来る作品だなと思いました。

敵の攻撃は激しいですが、ミスしてもその場で復活しますし、一段階パワーダウンしますが、装備も引き継いでの再開となるので、そこまで難易度は高い気はしませんでした。

元はアーケードゲームで、PCエンジン移植版となります。PCエンジンと言う事で、ステージの構成やボスなど異なっている部分はありますが、ゲーム性、雰囲気と言うのは、しっかり感じる事が出来る作品にはなっているのかなと思いました。唯一残念な所としては二人同時プレイが出来なくなっているところです。アーケードで続編が登場しているのですが、そちらは難易度が高い作品として知られています。

プレイ動画



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