改造町人シュビビンマン(PCE)-おきらくゲームソフト事典-

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改造町人シュビビンマン(PCE)

ジャンル:アクション
メーカー:メサイヤ
発売日:1989年3月18日
ハード:PCE

概要

シュビビンマンを操作して、悪の宇宙帝国、亜空魔団を倒すために戦うというお話です。シュビビンマンになるのは、下町の天才科学者、豪徳寺博士に無理矢理改造させられた、魚屋の青年、太助と普通の女子高生、キャピ子となっています。太助又はキャピ子のどちらか、あるいは2人プレイで両方を選んでプレイする事も可能になっています。

マップモードとアクションモードに分かれています。マップモードでは修理や買い物、ヒントを貰ったり、次に進むステージを選ぶことが出来ます。アクションモードは横スクロール型のステージになっていて、敵を倒しながらゴールを目指し、ゴールにたどり着くとボスとの戦いになります。ボスを倒すと、クリアしたステージによって、シュビビンマンが強化されたり、アイテムを貰う事が出来たりします。

タイトルを見た瞬間に感じるB級ヒーロー物のイメージその物と言う感じの作品です。無理矢理にヒーローにさせられている感じも会話から伝わってきて、博士のいい加減さも含めて、そのやり取り、世界観が楽しいなと思います。そのゲームの雰囲気が全てという感じです。

アクションゲームとしては、操作性がすごく良いわけではなく、ちょっと引っかかるような感じや意地悪な敵の配置など気になるところはあるのですが、ダメージは受けますが、一撃でミスになる場面がないところなど、難易度としては易しめの作品になっています。しかも、ステージはマップで選べるので、最短で敵の本拠地を目指す事も出来ますし、じっくりと他のステージをクリアしながら進むことも出来ます。ステージクリアするとパワーアップする事も出来るので、どのステージをクリアしても基本的には無駄になる事はないです。

ボスや敵のグラフィックパターンが少なかったり、ステージも似たような感じと、ダメだししたくなるところは多いのですが、それでも何となく憎めなくて、楽しめる雰囲気を感じる作品だなと思ってしまいます。ちょっとした場面での演出が如何にもヒーロー物の雰囲気を感じさせる部分とかが、言葉として表現するのはなかなか難しいのですが、何かいいなと思ってしまう作品です。

続編も出ているのですが、そちらは本作よりもシリアスだったりと、ゲームとして進化している部分もあるのですが、本作とは違った雰囲気に感じる部分もあるなと思ってしまいます。続編は3までPCエンジンで出た後、スーファミのサテラビューで登場した作品と言うのもあります。


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