アウトライブ(PCE)-おきらくゲームソフト事典-

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アウトライブ(PCE)

ジャンル:RPG
メーカー:サンソフト
発売日:1989年3月17日
ハード:PCE

概要

ファイティングワーカーと呼ばれる巨大なロボットで戦う3DダンジョンタイプのRPGです。惑星ラフラを舞台に、不穏な動きを見せる組織マースの調査をする事が目的となっています。

ゲームとしては、3DダンジョンタイプのRPGとなっていますが、ファイティングワーカーと呼ばれる巨大なロボットで戦うというお話になっているので、SFテイスト溢れた作品となっています。移動時のグラフィックからして、コックピットからの眺めとなっています。加えてスピーディな動きなどもいかにもロボットを操作して移動している雰囲気を味わえます。敵とは一対一の戦いとなり、シンプルな攻撃のやり取りになります。特徴的なのは、アイスフィールド、マグネットフィールド、ファイヤーフィールドと言った特徴あるフィールドがダンジョン内に存在する事で、その場所に応じて、効果的な武器が異なります。上手く使い分ける必要があります。

基本的な流れとしては、町で情報を集め、状況によって、町にいるデュエリストと戦い、勝利して新しい情報を得たら次の町に進んで行くという感じです。

3DダンジョンRPGとしては、割とシンプルな作りになっています。敵との戦いが一対一と言うのもありますが、マップ自体の仕掛けに複雑な物はなく、単純に進めば良いだけになっています。途中からマップは広くなっていくので、マッピングを全くしないで進むのは難しくなりますが、大体の方向が分かれば何となくは進む事が出来てしまいます。丁寧にレベルを上げて、お金を溜めながら装備を整えていけば、そこまで悩まないです。逆に言うと、レベルが足りないとどうにもならなくなってしまう事もあります。

3DダンジョンRPGとしては、ダンジョン探索の醍醐味などはあまり感じられず、物足りなさは感じてしまうかもしれません。でも、その分、難しい3Dダンジョンが苦手と言う人でも楽しめるのではと思います。

このゲーム何が一番プレイしていて楽しいかと言うと、ロボットを操作しているような雰囲気を味わえるところです。コックピットから見た風景と言うのが良くて、敵の出現パターンなどもワクワクしてきます。少し遠目の姿と言うのが、バトルしている雰囲気が感じられて楽しいです。それでいて、ゲームとしてはシンプルに楽しめるところも丁度良いなと思ってしまいました。

難点としては、オートマッピングの機能が無い事と、パスワードによるコンティニューと言うところです。マッピングに関しては、マッピングする楽しみがあると言えなくもないのですが、スピーディに動く機体とか考えると、オートマッピングの方が良かったと思ってしまいます。また、パスワードによるコンティニューは長いと辛いなと思ってしまうところです。

ストーリーもそこまで複雑で無く、分かりやすい感じで、全体的にそういうSFの雰囲気を楽しむタイトルと言う気がします。


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