ウィニングショット(PCE)-おきらくゲームソフト事典-

ジャンル：スポーツ
メーカー：データイースト
発売日：1989年3月3日
ハード：ＰＣＥ

ゴルフのゲーム化作品です。ちなみにＰＣエンジンとしては初のゴルフのゲーム化作品です。

ＳＴＲＯＫＥ、ＭＡＴＣＨ、ＴＯＵＲＮＡＭＥＮＴの３つのモードがあります。ＳＴＲＯＫＥは１８ホールでスコアを競います。ＭＡＴＣＨは、１８ホールのマッチプレイです。トーナメントは４日間の大会で行われ、４日間で得られた賞金の総額で最終的な順位が決まります。賞金はその日ごとの順位によって、得られますが、４日間で賞金の額が異なっているので、前半よりも後半で勝つ事が重要になります。また、ホールによってはニアピン、ドラコンが行われたり、ホールインワンで賞金がもらえたりもします。更に１８ホール回った後、１９ホール目に挑戦する事も可能で、１９ホール目の結果によっても、賞金が増減します。

実在のプロゴルファーをモデルにしたどこかで見たようなキャラクター６人が登場し、その中からプレイヤーキャラクターを選びます。キャラクターには、パワー、コントロール、スピン、パッティング、フルパワーのパラメーターがあり、その特徴を理解して選ぶことが重要になります。ちなみにパラメーターは自由に変更する事も出来ます。

ショットは、クラブ、ボールを打つポイント、打つ方向を決めてから、ショットの強さを決めるゲージをタイミング良く押す事で打つ事が出来ます。タイミング自体は１回で決めればいいので、２回、３回ボタンを押してショットを打つゴルフゲームに比べれば意図しているような強さでショットを打つ事はそこまで難しくはないです。ただし、コースに合わせて正確なショットを打つには、風向きを考えてショットの向きを決めたり、コースを考えてバックスピンでボールを止めるのか、転がすのかを決める必要があります。ちなみにゲージが最大の所で止めるとフルパワーでのショットとなり、通常より飛距離が伸びます。

グリーンでは傾きがありますが、そこまで複雑ではないので、割と素直に打てば大きな失敗は無いのかなと思ったりします。

タイミングを取るのがそこまで難しくないので、ゴルフゲームとしては難易度はそこまで高くない気はします。あまり難しく考えずにプレイする事が出来るという感じでしょうが。トーナメントモードは長丁場になりますが、１日ごとにパスワードが表示されるため、パスワードを取りながらプレイすればどうにかなります。パスワードがちょっと長めなところは気になるかもしれません。

ゴルフゲームとして飛びぬけて凄いと感じる作品では無いですけど、ちゃんとしたゴルフゲームと言う感じではあります。

トーナメント（１日目） トーナメント（２日目） トーナメント（３日目） トーナメント（４日目）

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