ドラゴンスピリット(PCE)-おきらくゲームソフト事典-

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ドラゴンスピリット(PCE)

ジャンル:シューティング
メーカー:ナムコ
発売日:1988年12月16日
ハード:PCE

概要

ザウエルによってさらわれたアリーシャ姫を助けるため、ブルードラゴンとなった主人公アムルを操作して戦う縦スクロール型のシューティングゲームです。

対空、対地の2種類のショットがあるタイプのシューティングになっています。

パワーアップアイテムもあり、攻撃力がアップする赤い玉、ドラゴンの首が増える青い玉が基本となります。更に体が小さくなり敵の攻撃を避けやすくなる物や、炎が横に広がる攻撃が出来る物、直線状に強力な炎となる物などがあります。他に制限時間があるアイテムとして、追尾する炎を吐ける物や、地震を起こしてダメージを与える物、無敵になる物などが登場します。

赤い玉や青い球は出現するのは分かりやすいですが、その他のアイテムは点滅する敵を倒す時にランダムで登場しますので、狙って取るのは難しかったりします。

ライフ制になって、ダメージを受けても即座にミスとはなりません、ただし、ライフは回復しないので、3回攻撃を受けるとミスになります。また、ダメージを受けると一段階パワーダウンしてしまいますので、注意が必要です。

どういう状態で進めていくのかを考えるのが重要で、攻撃力だけを考えれば、三本首の状態が一番良いのですが、その分、体が大きくなり敵の攻撃に当たりやすいという欠点があります。火力を重視するのか、敵の攻撃を避けるのを重視するのかが重要です。

ボス戦は火力を重視した方が楽ですが、道中は激しい敵の攻撃を避けるために体が小さい方が有利です。出来れば、体が小さくなるアイテムを入手したいとこですが、それを入手するまでは二本首に抑えておくぐらいが丁度いいです。

一応、ダメージを受ければパワーダウンする事は出来ますが、ライフ制とは言え、ライフは回復しないので、わざとパワーダウンする余裕があるかは微妙なところです。でも、結局、体が大きくてすぐにダメージを喰らってしまうなんて事になり兼ねないので、パワーアップするかどうかはしっかりと考える必要があります。パワーダウンのアイテムと言うのもありますが、狙って取ろうとするのは難しい気がします。

ボス戦はそこまで難しい訳ではなく、ある程度、パターンを覚えればどうにかなる部分はあります。ですので、ボス戦のためにわざわざ火力を上げるというのも考えなくて良いのかなと思いました。

元はアーケードゲームで、PCエンジン移植版となります。家庭用ゲーム機への移植作としては早い方で、ドラゴンスピリットが家で出来るというのは、PCエンジンのアピールのひとつだった気がします。PCエンジン移植版は、オープニングのカットやステージが減らされている箇所はありますが、ゲーム性としては、アーケードからしっかりと受け継がれて、移植作としての評価はそれなりに高い物となっています。個人的にはオープニングは付けて欲しかったという気持ちはありますが、ドラゴンスピリットの面白さは味わえる作品にはなっていると思います。


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