ファイティング・ストリート(PCE)-おきらくゲームソフト事典-

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ファイティング・ストリート(PCE)

ジャンル:アクション
メーカー:ハドソン
発売日:1988年12月4日
ハード:PCE

概要

対戦格闘ゲームです。元はアーケードでの作品で、ストリートファイターと言うタイトルで登場していた作品ですが、PCエンジン移植版である本作はタイトルが異なっています。本作単体としての知名度はそれほど高くないかもしれませんが、後に対戦格闘ゲームのヒット作となり、対戦格闘ゲームの人気を不動のものにした、ストリートファイターIIの前作で、ストリートファイターシリーズとしては第1弾に当たる作品です。

当時としては、ストリートファイターの家庭用ゲーム機の移植版は本作しか登場していなかったため、後から振り返ると貴重な移植版だったと言える気がします。

プレイヤーキャラクターとして選べるのは、リュウのみで、世界各地を巡りながら一対一で戦っていきます。二人対戦の時には、リュウとケンでの戦いとなります。

リュウは必殺技として、波動拳、昇龍拳、竜巻旋風脚を使う事が出来ます。この辺りは、後の作品と共通する部分ですが、本作ではキー入力のタイミングが難しく簡単に出す事は出来ません。そのためかどうかは分かりませんが、威力は強力で、1発当てるだけでも大ダメージを与えますが、3発当てれば即座に倒す事が出来たりします。必殺技が決まれば一気に勝利に近づきますが、そうでなくとも、何となくキーをガチャガチャと入力しているとダメージを与えられたりします。

後の作品を思うと、基本的な部分と言う意味では本作から、しっかりと受け継がれているんだなと思うのと同時に、本作で気になる部分、必殺技を出すのが難しい、バランスが大味、プレイヤーキャラクターがリュウのみ、二人対戦はリュウ対ケンのみなどがしっかりと改善されて登場しているんだなと思いました。そう考えると、本作が登場している意味と言うのがあるんだなと思いました。

ちなみに主人公のリュウはもちろんですが、二人での対戦の時に登場するケン、そして、敵として登場するキャラの中には、後の作品でも登場しているキャラもいます。ちなみに本作ではリュウの髪の毛が赤で、後の作品を思うと、ちょっとやんちゃだったのかなと思ってしまいます。

ラスボスはサガットで後のシリーズに続く因縁と言うのも本作が理由となっています。

PCエンジンのCD−ROM2に対応した作品の第一弾として、同日に登場したNo・Ri・Koと共に登場しています。家庭用のゲーム機に対応したソフトとしては、初めてCD−ROMで登場したタイトルです。

グラフィックもそうですが、特にBGMは従来のゲームソフトとは異なる印象を受けた作品でもあります。

攻略メモ

必殺技(右を向いている時)
波動拳:下、右下、右+パンチ
昇龍拳:右、下、右下+パンチ
竜巻旋風脚:下、左下、左+キック


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