エイリアンクラッシュ(PCE)-おきらくゲームソフト事典-

おきらくゲームソフト事典-> PCE(1)-> テーブル-> ア行-> エイリアンクラッシュ(PCE)

エイリアンクラッシュ(PCE)

ジャンル:テーブル
メーカー:ナグザット
発売日:1988年9月14日
ハード:PCE

概要

ピンボールのゲーム化作品です。タイトルにエイリアンと入っているように、不気味なエイリアンが登場します。ピンボールのゲームとしては、ごくオーソドックスな物になっていて、フリッパーを操作して、ボールを打ち返して得点を稼ぎます。台を揺らす事も可能ですが、やり過ぎると、ペナルティを受けるので注意が必要です。

特徴的なのは、エイリアンを含めたグラフィックでおどろおどろしい雰囲気が不思議とピンボールのゲーム性にマッチしている気がします。しかも、BGMも雰囲気を盛り上げてくれます。上下2画面の台が基本となりますが、ボーナスステージと言うのも用意されていて、そこではエイリアンとの戦いになります。決められた数のエイリアンを倒すと高得点のボーナスを貰う事が出来ます。

ピンボールとして、純粋に楽しめる上に、独特の雰囲気と言うのもあって、プレイしていて楽しいと感じる作品です。ただし、ピンボールと言うゲームの特性上、基本的には同じことの繰り返しになり、長時間、ずっとプレイすると単調に感じてしまう部分はあります。それでも、ボーナスステージでのエイリアンの戦いなど、ある程度は飽きさせない工夫はしているのかなと思います。

このゲーム、ボーナスステージも含めると意外と大量の得点を取る事が出来ます。そのまま稼いで、999999900点に達すると、エンディングを迎える事になるのですが、そこまで稼ぐとなると、かなりの時間を要する事になります。真面目にプレイしたら一日がかりでも難しいのではと思います。当時、実機でどれだけの人がそれを達成できたのかは疑問に思います。

バーチャルコンソールやゲームアーカイブスなどで登場しているので、プレイする環境と言うのは割とあるのかなと思いました。しかも、バーチャルコンソールやゲームアーカイブスであれば、中断機能があるので、地道に続ける気力さえあれば、999999900点を目指す事も可能な気もします。ただし、達成感はあると思いますが、それに見合ったエンディングかどうかは微妙な気がしました。

続編としては、PCエンジンでデビルクラッシュ、スーファミで邪鬼破壊と言う作品が登場しています。本作と同様にピンボールゲームとして楽しめるのと同時に、それぞれ独特な雰囲気を感じる作品になっています。ちなみに、999999900点でエンディングと言う要素も受け継がれていますが、本作とは違い、単純に点数を稼ぐだけでなく、救済措置も用意されているので、本作ほどエンディングを見るのは難しくないです。


このエントリーをはてなブックマークに追加

おきらくゲームソフト事典 Topへ
Copyright (C) 2011-2021 うかりこ. All Right Reserved
プライバシーポリシー・免責事項