戦国麻雀(PCE)-おきらくゲームソフト事典-

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戦国麻雀(PCE)

ジャンル:テーブル
メーカー:ハドソン
発売日:1988年7月8日
ハード:PCE

概要

麻雀のゲーム化作品です。PCエンジンでは本作より前に麻雀牌を使ったパズルゲーム、上海がローンチタイトルとしてすでに登場していましたが、麻雀その物を扱ったゲームとしては、PCエンジン初となります。

タイトルに戦国とあるように、戦国時代の人物がプレイヤーキャラクターとして登場する作品となっています。プレイヤーキャラクターは基本的には戦国武将で、毛利輝元、豊臣秀吉、上杉謙信、伊達政宗、織田信長、武田信玄、島津義久、徳川家康が登場するのですが、それ以外にもねね、淀君、そして、一豊の妻なんてのも登場します。小説などで有名だからなんでしょうが、山内一豊は登場せず、しかも、名前が妻と言うのもどうなんだと思ってしまいます。

ちなみに本名が正しくは分かっていないという事のようです。何で一豊の妻がメンバーに入っているのかは意外と謎だなと思ってしまいます。当時の状況が分からないので、何とも言えないですが、ドラマとかで有名だったんでしょうか。ちなみに大河ドラマの題材となったのは、2006年なので、本作とは関係ないようです。時期を見ると、ドラマをやっていたようですが、それと関わりがあるのか分かりません。女性を登場させるという目的で選ばれただけなのかなと思ったりもしますが、どうなんでしょうか。

それぞれのキャラクターごとに打ち方に特徴があるのですが、一般的に言われているそれぞれの人物の性格が活かされています。それがゲーム中のセリフにも現れていて、思わずそれっぽいなとニヤリとしてしまいます。

基本的には、四人打ちでイカサマもないシンプルな麻雀のゲームとなっています。

ノーマルモードと合戦モードの2つのゲームのモードがあり、更にルール設定出来るモードも用意されています。ノーマルモードは面子を自由に決めて打つ事が出来ます。合戦モードではプレイヤーキャラクターを選んで対戦して勝ち抜く事で領土を広げ、全国制覇を狙っていきます。トップにならないと領土が取れない為意外と大変です。

分かりやすくイカサマされて、敵が強いと感じる部分はそんなにはないので、麻雀その物はそこまで苦労するという感じでは無いですが、パスワードコンティニューみたいなのはないので、クリアを目指すとなると、一度に勝ち抜かなければいけないというのが大変です。それなりの対局の数となりますから、苦労させられます。そこが気になるところですが、麻雀ゲームとしては、キャラクターのやり取りも含めて楽しめる作品と言う気がします。


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