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パワーリーグ(PCE)

ジャンル:スポーツ
メーカー:ハドソン
発売日:1988年6月24日
ハード:PCE

概要

プロ野球を題材とした作品です。リアルな頭身で描かれた選手が登場する作品で、その見た目から、リアル系の野球ゲームとされています。ただし、本作はチーム名、選手名は架空の物となっています。一応、モデルとなっているのは、この当時のプロ野球の各チームで、どのチーム、どの選手かは大体予想が付きます。例えば、G−JANSと言うチームの3番がクラマティで、4番がパパラと言う名前だったりします。

後にパワーリーグシリーズとして続編が出る一作目となります。また、ハドソンがPCエンジンで出していたスポーツゲームのシリーズ、パワーシリーズの一作目でもあります。

基本的な操作としては、オーソドックスな野球ゲームという感じです。チームをエディットする機能があり、一軍の選手と二軍の選手の入れ替え、打順の変更などが可能になっているのが特徴のひとつです。

守備の時の画面と言うのが少し独特で、真上から見下ろしたような形になっています。フライを取る時の距離感と言うのが慣れないと難しかったりします。フライでボールが上がった時にボールがアップになるのですが、その大きさと言うのが印象深かったりします。

二人での対戦やウォッチモードの他に一人でペナントを戦うモードもあります。ただ、ペナントと言っても、同一リーグのチームと一試合ずつ戦って勝ち抜くという形になっているので、何試合もやる長いペナントと言う訳ではないです。

リーグを制覇したらもう片方のリーグのチームと戦い、そこに勝利すると、隠しチームとしてヒュービーズ(Hu)が登場します。ヒュービーズはメジャーリーグをモデルとしているチームで強さは半端ないです。

ひとつ謎なのが、DH制です。パ・リーグをモデルにしているチームが使えるというのは分かるとしても、違うリーグと戦う時も、セ・リーグをモデルにしているチームはDHが使えず、パ・リーグをモデルにしているチームのみ使えるというのが、納得できない気もします。単純に考えるとピッチャーが打席に立たない分、DH制があるチームの方が有利なのではと思ってしまいました。

本作が出た年のハドソン全国キャラバンの公式ソフトでもあります。それまでファミコンのしかも、シューティングと言うのが定番だっただけにPCエンジン、しかも、野球ゲームと言うのは意外な気がします。翌年から再びシューティングに戻っている事を考えると、全国キャラバンの公式ソフトとしては、異色だったのかなと後で考えても思ってしまいます。

攻略メモ

パスワード
STRAWS
VS W 891A
VS C 447E
VS D 8737
VS G 4347
VS B D3D8
VS Hu 36A2


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