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R-TYPE II(PCE)

ジャンル:シューティング
メーカー:ハドソン
発売日:1988年6月3日
ハード:PCE

概要

アーケードで人気だったシューティングゲームのPCエンジン移植版の続編です。前作はアーケード版の前半4面だけの収録でしたが、本作は後半4面、5面から8面が収録されています。

同名タイトルでR-TYPEの続編が出ていますので、少しややこしいですが、あくまで、初代R-TYPEの後半と言う内容の作品です。そのため、操作、パワーアップの要素などは、PCエンジン移植版の前作と変わりありません。パスワードにより、装備や得点を受け継いだ形でプレイできるのが特徴となっています。

アーケード版とも基本的には変わりありませんが、6面でオリジナルのボスが追加になっています。ちなみにこのボスはアーケード版で没になったボスだったそうです。

後半4面なので、難易度としては高めになっています。シューティングではありますが、敵の出現パターンは決まっているので、パズルのように解き方を見つけてプレイするというのも攻略には重要になってきます。攻略パターンを見つける事が出来れば、同じような感じでプレイする事が出来ます。

一度ミスすると復活するのが大変なゲームなのですが、デモ画面を見ると、ヒントを得られたりします。前作の続きである事が前提の難易度なので、パスワードが無いと序盤から苦戦させられる事になります。ただ、逆にパスワードがあれば、5面から何度も再開する事が出来るというメリットがあったのは、後で考えると大きかったのかもしれません。

ちなみにR-TYPEは2周で全てクリアと言う形になっていて、1周目クリアの時に表示されたパスワードを今度はIの方に入力して、2周目の1面から4面をプレイして、再度、表示されたパスワードを使えば、2周目の5面から8面をプレイできる事になります。そのため、パスワードを使えば、2周目の初めから、途中から好きなようにプレイできるようになります。R-TYPEの難易度を考えると、クリアのためには大きな要素だったのかもしれないと思いました。

とは言え、やはり、一度に楽しめなかった事に対する不満やステージを進めるごとにソフトを入れ替える必要があるのは手間に感じていた事も事実です。

ただ、移植度の高さからゲーム自体の評価は高く、PCエンジンの評価を一気に高めた作品である事は間違いないです。ちなみに後に、R-TYPE COMPLETE CDと言うPCエンジンのCD−ROMに対応したバージョンが出ていて、それはひとつにまとめられています。基本的には、IとIIをまとめた物ですが、ビジュアルシーンが追加になっていたりします。


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