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ファミコン探偵倶楽部PartII うしろに立つ少女(SFC)

ジャンル:アドベンチャー
メーカー:任天堂
発売日:1998年4月1日
ハード:SFC

概要

ファミコンのディスクシステムで登場していた、ファミコン探偵倶楽部PartII うしろに立つ少女のリメイク版です。基本的なシナリオには変化がありませんが、グラフィックやシステムなどは進化しています。なので、タイトルもファミコンそのままで、スーファミで登場していますが、スーファミ探偵倶楽部とはなっていないようです。また、ディスクシステムの前後編として登場したタイトルでしたが、本作は一本にまとめられています。

お話としては、前作、ファミコン探偵倶楽部 消えた後継者の3年前が舞台となっています。行方不明となった両親を探して家出した主人公が、偶然知り合った探偵の助手となり、女子高生殺人事件の調査をするというお話になっています。前作は死人の蘇り伝説が絡む事件と言う事での怖さがありましたが、本作はより学校が舞台の怪談話が絡んできて、より一層、怖さを感じさせる作品になっています。ちなみにお話としては、本作、単体で楽しめる作品になっていますが、主人公と探偵の空木やあゆみとの出会いも語られているので、前作を知っているとより楽しめる作品となっています。

ゲームとしては、オーソドックスなコマンド選択型のアドベンチャーゲームで、とりあえず、行き詰ったら、コマンドを試していけばどうにかなるという感じです。ファミコン版との違いは大きいのはそんなにはありませんが、ファミコン版ではあった3Dマップでの探索と言う場面が無くなっています。ポートピア殺人事件の影響かは分かりませんが、なぜかそういう場面が、ファミコン版が出ていた頃のアドベンチャーゲームではよく見た気がするのですが、やっぱり、特別な意味は無かったんだなと思ってしまいました。

ちなみにファミコン探偵倶楽部シリーズの作品としては、サテラビューで登場した、BS探偵倶楽部 雪に消えた過去と言う作品もあったりします。サテラビューでのタイトルと言う事で、今、プレイするのは難しそうですが、シリーズの作品としては少し気になるなと思ってしまいます。ちなみに主人公はあゆみだそうです。

バーチャルコンソールなどで、ファミコン版、本作共に遊べる環境はあるのかなと思いました。どちらのバージョンの方が良いのかは難しい所ですが、おどろおどろしい雰囲気を感じたいなら、少しレトロなファミコン版の方が良いのかなと思いつつ、グラフィックなどはやっぱり、本作の方がちゃんとはしているなと思ったりします。


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