アルバートオデッセイII 邪神の胎動(SFC)-おきらくゲームソフト事典-

ジャンル：シミュレーション
メーカー：サンソフト
発売日：1994年12月22日
ハード：ＳＦＣ

アルバートオデッセイの続編です。前作のエンディング部分から始まりますので、分かりやすい続編と言う感じになっています。
前作の主人公、アルバートは英雄と言う存在になっていて、新しい主人公、ディーンがメインで活躍する作品になっています。
シミュレーションＲＰＧと言う基本的な部分は前作から受け継がれていますが、前作の特徴のひとつであった移動力が残っていれば、行動後に再び移動する事は出来なくなっています。ゲームの面白さとして、どちらのシステムが良いのか評価するのは難しいですが、特徴のひとつで、そのシステムによる攻略パターンを使えなくなったのは残念な気がします。その分、難易度が上がった感じです。
物語としては、前作で残された謎は、一応、解明されているところはそれなりに評価されるところかもしれませんが、それほど意外な展開も無く終わってしまうのも残念だった気がします。
シミュレーションＲＰＧとしては一定のレベルは保たれていますので、単体作品と見れば、それなりに楽しめる作品だと思います。ただ、続編としてみると、個性的でなくなった分、残念な感じもしてしまいます。
外伝として続編がセガサターンで登場していますが、そちらはオーソドックスなＲＰＧとなっています。

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