北斗の拳7 聖拳列伝 伝承者への道(SFC)-おきらくゲームソフト事典-

ジャンル：アクション
メーカー：東映動画
発売日：1993年12月24日
ハード：ＳＦＣ

漫画、アニメで人気の北斗の拳のゲーム化作品第７弾です。前作に引き続いて対戦格闘ゲームとして登場しています。
ケンシロウを操作して原作の物語に従っていくＳＴＯＲＹ　ＭＯＤＥ、７人のプレイヤーから１人を選び勝ち抜いていくＢＡＴＴＬＥ　ＭＯＤＥ、自由な対戦が楽しめるＦＲＥＥＰＬＡＹ　ＭＯＤＥの３つのモードが用意されています。
通常のキックやパンチではなかなかダメージを与える事が出来ないため、奥義の使い方が重要になります。奥義は通常の防御では防ぐ事が出来ず、ゲージを消費しなければ防ぐ事が出来ません。このゲージは使える奥義にも影響するため、防御で防ぐよりも積極的に攻撃を仕掛けていった方が良いです。ただ、奥義のコマンドの入力のタイミングが難しく、なかなか思ったように攻撃できないのが難点です。しかも、時間経過で体力が回復し、とどめは奥義でなければいけないため、余計に苦労させられます。
キャラクターのグラフィックは頑張っているのですが、背景に描かれている人物の姿と言うのが、とても貧弱な印象を受けてしまいます。これだったら、わざわざ人物を描く必要は無かったのではと思います。演出なのかもしれませんが、これでは逆効果だったと言わざるを得ないです。
スーファミでは最後の北斗の拳のゲームとなりますが、やはりというべきか、評価は高くないです。一部では最も酷いと言われる事もあるようです。
せめて、奥義が出しやすければ、もう少しは遊べた気はします。

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