喜国雅彦の雀闘士 銅鑼王2(SFC)-おきらくゲームソフト事典-

ジャンル：テーブル
メーカー：POW
発売日：1993年12月3日
ハード：ＳＦＣ

漫画家の喜国雅彦がキャラクターデザインした麻雀ゲームの第２弾です。前作は２人打ちで某漫画のパロディ、イカサマとなる必殺技の要素があったりしましたが、本作では４人打ちで設定も主人公がサラリーマンで麻雀に勝って仕事を手に入れ昇進していくというお話になっていたりと、キャラクターデザインが一緒というところ以外は共通点が感じられない作品です。ただ、お話としての馬鹿馬鹿しさは受け継がれています。
特徴あるキャラクターが登場して、その数は５０人以上と結構なボリュームは感じさせます。ただ、麻雀のゲームとしては至って普通の麻雀のゲームという感じになっています。前作の様にクセがある方が良いのかは好みによるかもしれませんがその辺の違和感は少し感じてしまいます。
一応、実力勝負と言う感じの作品にはなっているのですが、コンピュータが強いと感じるとイカサマしているのではないかと疑いたくなってしまいます。
フリー対戦が出来るモードの他に、ストーリー仕立てで物語を進めるモードもあります。一本道の物語を進めていくような感じかと思いきや、マルチエンディングになっていたりと、ちょっと凝った設定があったりします。いろいろとエンディングを見つけていくのはそれなりに考える部分があったりします。

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