ウルトラセブン(SFC)-おきらくゲームソフト事典-

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ウルトラセブン(SFC)

ジャンル:アクション
メーカー:バンダイ
発売日:1993年3月26日
ハード:SFC

概要

ウルトラセブンを題材としたゲームです。スーファミで登場していたウルトラマンのゲームの流れを受け継いだ作品になっていて、対戦格闘ゲームのような作品になっています。基本的なシステムとしては変わりありません。

ウルトラセブンを操作して、現れた怪獣と戦います。相手の怪獣の体力を0にして必殺技で止めを刺すというところも変わりないです。システムとして変わったところとしては、カプセル怪獣をウルトラセブンの登場の前に使う事が出来るようになったり、ボーナスステージとしてウルトラホークによるシューティングゲームが追加になったりしています。ちなみにボーナスステージをクリアするとカプセル怪獣を使える回数が増えます。また、対戦モードも追加されていて怪獣を操作して戦う事も出来たりします。

攻略としては必殺技の使い方が重要になります。止めのためには取っておいた方が良いですが、あまり温存しすぎても勿体ないです。また、時間で体力が回復していきますので、ダメージを一気に与えていく必要があります。ちなみに制限時間3分と言うのもありますが、3分経ってすぐにミスとはならず、時間が過ぎると徐々に体力が奪われる形になっていきます。

前作同様、選ばれたエピソードや怪獣などにこだわりを感じられます。特にステージ前のデモが強化された事で、名場面を見る事が出来るのは嬉しくなります。人気の高い名場面が多く再現されています。また、怪獣を倒すときの演出、特にアイスラッガーを使った時の演出がなかなか上手く表示されていて、原作を知っているとなるほどと思ってしまいます。ラストの改造パンドンとの戦いは特に盛り上がる気がします。細かい所で言えば、必ずしも原作通りでは無い所もありますが、雰囲気は良く再現されているなと思います。

対戦格闘ゲームとしては、少しバランスが大雑把だなと思ったり、止めを刺すタイミングが難しかったりと少し気になるところはありますが、全体的に見れば、それほど理不尽な感じはしません。個人的にはカプセル怪獣があまり役に立たないというのが、原作通りで良いなと思ってしまいました。

スーファミで続編は登場していませんが、海外ではウルトラマンGを題材とした作品や3DOでウルトラマンパワードを題材とした作品が登場しています。このシステムでその他の昭和ウルトラマンの作品が出ていたら、どんな怪獣が選ばれて、どんな作品になっていたんだろうと少し気になってしまいました。


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