真・女神転生(SFC)-おきらくゲームソフト事典-

ジャンル：ＲＰＧ
メーカー：アトラス
発売日：1992年10月30日
ハード：ＳＦＣ

女神転生シリーズの作品で、真のタイトルが付いた作品としては第１作目となります。後の女神転生のシリーズと考えると、本作からシリーズが本格的に始まったと言えるのかもしれません。
物語としても過去２作とは全く関係がありませんが、悪魔を仲魔とする事が出来たり、合体させるシステムは受け継いでいます。
１９９Ｘ年の東京が舞台と言う事で、現代の世界に悪魔が現れるという形は当時のゲームとしても珍しかった気がします。
ロウ、カオス、ニュートラルの概念が本作でははっきりと示され、単純な善悪だけで物語を語らないというのもとても斬新でした。この傾向は後の女神転生シリーズにも影響を与えていくことになります。
２Ｄマップで移動し３Ｄダンジョンに挑むというシステムになっています。
システム面で大きかったのがオートマッピングが追加になった事です。これまでは自分でマッピングするか、攻略本を見るしかなかったので３ＤダンジョンＲＰＧと言うだけで敷居が高かったのですが、オートマッピングが付いたので、それまでに比べるとはるかに３Ｄダンジョンに取り組みやすくなっています。
意外と大きなバグやバランスの悪さもある作品なのですが、後にシリーズ化されている事からも分かるように名作に相応しいタイトルでもあります。

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