甲竜伝説ヴィルガスト 消えた少女(SFC)-おきらくゲームソフト事典-

ジャンル：ＲＰＧ
メーカー：バンダイ
発売日：1992年5月23日
ハード：ＳＦＣ

ガシャポンで展開されていた甲竜伝説ヴィルガストのゲーム化作品です。
甲竜伝説ヴィルガストは、当時、ガシャポンだけでなく、漫画や小説、ＯＶＡなどで展開していて、本作もその流れの一環として登場しています。
ストーリーとしては、第１シリーズをベースとしています。
異世界ヴィルガストに召喚された主人公瞬を操作し、幼馴染で恋人の三智子を探すために冒険するＲＰＧです。
ゲームとしては、よくあるコマンド選択式のＲＰＧで、取り立てて特徴のあるシステムではありません。ガシャポンのシステムが取り入れられている訳でもありません。
キャラクターゲームとして見れば、それなりにヴィルガストの世界観を楽しめるゲームであるとは言えるかもしれません。ただし、元の設定を知っていないと理解できない部分もあり、説明不足に感じる部分もあるかもしれません。
レベルが上がると敵からもらえる経験値が少なくなったり、エンカウントが少なくなったりします。ザコ敵との対戦が少なくなるのは嬉しい反面、お金稼ぎなどの面で制限が出てきたりもします。また、これはガシャポンの影響があるのかもしれませんが、ＨＰなどのパラメーターがやたらと大きくゲームバランスは大雑把な印象を受けてしまいます。
結果として、残念なキャラクターゲームと言う感じになってしまっています。
後にファミコンで外伝作品が登場していたりします。

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