ダウンヒル・スノー(PS)-おきらくゲームソフト事典-

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ダウンヒル・スノー(PS)

ジャンル:スポーツ
メーカー:パック・イン・ビデオ
発売日:1998年5月28日
ハード:PS

概要

スキーのゲーム化作品です。タイトルにもある通り、ダウンヒル、滑降とモーグルのふたつの競技が楽しめる作品です。ストーリーモード、トーナメントなど、4つのモードが楽しめます。

ゲームとしては対戦型のスキーのゲームとなっています。本物の滑りと迫力のモーグルの技を本格的に追及しているそうです。モーグルを強調している割にはタイトルにはないんだなと少し思ったりします。

スキーメーカーのサロモンが関わっているタイトルのようで、パッケージなどに表記が見られる他、実在の板やマテリアルが登場するので、選択して滑る事が可能となっています。オリンピックやワールドカップなどで世界を制覇した板でプレイできるというのが特徴のひとつとなっています。人工知能ライバルと言うのも特徴になっていて、ゲーム中にプレイヤーを挑発してきたりもします。

何となくスキーのゲームと言うと、冬に向けて登場するのが普通なのではと思ったりするのですが、本作の発売は5月の終わりとちょっと不思議なタイミングだなと思ったりしました。でも、よく考えれば、本作が発売された年は、長野でオリンピックが開かれて、盛り上がっていたなと思ったりもします。そういうのを受けて登場したという事でしょうか。そう考えると、オリンピックを制覇した板とか、オリンピックで見たモーグルの技が再現できるとアピールされている理由も分かるなと思いました。

そう言えば、長野オリンピックと言えば、スキーのジャンプとかで盛り上がりましたが、モーグルで里谷多英選手が金メダルを取って盛り上がっていたなと思ったりもします。だから、モーグルが強調されているのかなと思うと、妙に納得してしまいます。

とは言え、世の中的には、6月から始まるサッカーのワールドカップの方に注目が集まっていた頃で、タイミングとしては、微妙だったのではと思ったりします。こういうゲームだと、むしろ、オリンピックに合わせて登場した方が便乗できたのではと思ったりするのですが、そういう訳にはいかなかったのでしょうか。

仮定の話をしても仕方ないですが、もし、そういうタイミングで出ていたら、モーグルとかどうなっていたのかなと思いました。シンプルにダウンヒルだけの作品になっていたのかなとか想像してしまうのですが、どうなんでしょうか。サッカーのワールドカップに便乗したタイトルと言うのはたくさん出ているのですが、オリンピックに関しては意外と少ない印象を受けます。


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