ダイナマイトボクシング(PS)-おきらくゲームソフト事典-

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ダイナマイトボクシング(PS)

ジャンル:スポーツ
メーカー:ビクター インタラクティブ ソフトウエア
発売日:1998年5月21日
ハード:PS

概要

ボクシングのゲーム化作品です。

8人のキャラクターから1人を選んでプレイします。スパーリングやトレーニングをしながら、マッチメイクして、世界チャンピオンを目指します。

アメコミ調のキャラクターが印象的ですが、3Dポリゴンで描かれたキャラクターとのギャップは仕方がないと言え、なかなか凄いです。キャラクターごとに身長、体重が表示されているのですが、本当にあっているのかと疑問に思ってしまうところもあります。数字だけ見ると、華奢なイメージを持ってしまうキャラクターもいるのですが、ゲーム画面ではそこまでの体格差を感じないです。どっかで見た事のあるようなキャラクターがいるような気がするのは気のせいでしょうか。

キャラクターの見た目からもうかがえますが、リアルな感じのボクシングのゲームとは違った作品になっています。雰囲気としては、対戦格闘ゲームのような感じがします。

軽快なフットワークでパンチをかわしてと言う感じではなく、攻撃重視という感じの作品になっています。ちょっともたつく感じがしますが、重いパンチを加えているようにも見えますし、必殺パンチで一気に勝負を決めるという感じで楽しめます。操作自体も複雑ではなく、ひたすら殴り合いと言う感じなので、スカッとした気分を味わえます。

トレーナーとなり、選手の育成に専念して、試合は自動的に行われるモードと言うのもあります。楽だなと思う部分がありますが、なかなか思うように動いてくれない部分もあり、ちょっとストレスを感じてしまいそうです。スカッとした気分を味わいたいのであれば、自分で操作したほうが楽しめるのではと思いました。

ボクシングのゲームとしては、一応、基本的な部分は抑えられていていますが、ボクシングならではの駆け引き、リアルさを感じたいのであれば、ちょっと違うなと言う感じの作品です。ただし、殴り合いがメインなので、そこまで難しく考えずにプレイできるところは、それはそれでいいのではと思います。必殺パンチによる一発逆転もありますので、最後まで気を抜けないのも緊張感があって楽しいです。

キャラクターの弾け具合が気に入れば、それなりに楽しめる作品と言う気がします。ただ、キャラクターの可愛さを期待してしまうと、衝撃を受けてしまうところもあるので、その辺は期待しすぎない方が良いのかもしれません。当時のポリゴンなら仕方ないのかなと思いつつ、もう少しどうにかならなかったのかなと思ったりします。そもそも、ポリゴンである必要があったのかも少しだけ気になりました。


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