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撞球 ビリヤードマスター(PS)

ジャンル:テーブル
メーカー:アスク
発売日:1998年5月21日
ハード:PS

概要

ビリヤードのゲーム化作品です。ちなみにタイトルの撞球は、どうきゅうと読みますが、ビリヤードの事です。プロビリヤード選手の木村義一さんがスーパーバイザーとして名前を連ねている作品です。

ナインボール、ローテーション、エイトボール、14−1、ボウラードの5種類のゲームがプレイできます。初心者向けのレッスンモードや、技を磨くアーティスティックモード、キャラクターモードなどの全6種類のモードがあります。

3Dのリアルなビリヤードの作品ですが、見た目だけでなく、1点に対するショットパターンが1024、しかも、ショットポイントは表面の80%内なら、どこでも良いという感じなので、マッセもひねりも自由自在に再現できるのが特徴となっています。実際、そこまで細かく指定できると、違いが分からないというところもあるのかなと思ったりします。でも、こだわりを持ってプレイする事が出来るというところかもしれません。単純なパターンの数で言えば、ひとつのショットでもかなりの数になってしまうため、全部試すというのも現実的には難しいのではと思ってしまいました。

ゲームとしては、割とシンプルで硬派な感じですが、その分、リアルさを感じます。操作自体もそこまで難しくなく、割と簡単な感覚で打つ事が出来ます。細かく見れば、いろいろなショットを打つ事が出来ますが、通常プレイするだけであれば、そんなに細かく見る必要はないので、気軽に楽しめる感じです。それでいて、細かい調整は出来るので、こだわりを持ってプレイすれば、更に様々なショットで楽しむ事が出来るようになります。

プレイステーションのビリヤードのゲーム化作品の中でも評価が高い作品です。現実では難しいショットでも上手く出来るというのは、やっぱり、楽しいなと思います。

唯一の難点としては、ゲームで上手くなっても現実のビリヤードに活かせるかは別の問題と言うところでしょうか。気持ちとしては、プロ級の腕前になる事は可能なのですが、そうは簡単にいかないというのが正直なところです。考え方は学ぶことが出来ても、それだけじゃ、上達はしないというところかもしれません。その辺りは地道に練習する必要がありそうです。そういうのが億劫であれば、ゲームの中で上達して楽しい気分を味わうというのもひとつの方法かもしれません。

リミックス版と言うのが、後にプレイステーションで登場している他、続編の2はプレイステーション2で登場しています。


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