カウボーイビバップ(PS)-おきらくゲームソフト事典-

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カウボーイビバップ(PS)

ジャンル:シューティング
メーカー:バンダイ
発売日:1998年5月14日
ハード:PS

概要

アニメ、カウボーイビバップのゲーム化作品です。お話としては、位相差空間を航行中、突然、起きたゲートの事故に巻き込まれたビバップ号に乗るスパイク達が、帝国軍と反乱軍の戦う別世界にたどり着いてしまってと言うところから始まります。別世界から元の世界に戻る事が目的となっています。

ゲームとしては3Dのシューティングゲームで、高速戦闘機ソードフィッシュIIを操作して敵と戦います。操作感覚が少し独特で、ステージは固定で進んでいて、その中を移動しているような感じです。そのため、慣れないと操作が難しく感じます。慣れても移動できる範囲が意外と狭いため、苦労させられる場面も多いです。ちなみにパッケージには、プレイヤーの視点、周りの背景等が著しく変化する、高年齢向け、高レベルのシューティングゲームなんて書かれています。言いたい事は何となく分かる気もするのですが、高レベルのシューティングゲームなんだとか思ってしまいました。原作のアニメもサンライズ制作のSFアニメですが、いわゆる子供向けのロボットアニメみたいなのとは一線を画すので、そういうところも含んでと言うところでしょうか。

キャラクターゲームとしては、アニメと同じ声優さんが、ゲーム中に喋ってくれるところは楽しいのですが、当時、アニメとしては放送途中という事もあってか、ちょっと違和感を感じるような場面もあったりします。ただ、作品自体、全部がっちりとしているというよりは、話によって趣が異なるところもあるので、ゲーム作品のその中のひとつと考えれば、納得はいくのかなと言う気もします。そういう点では、ある程度は楽しめる作品と言える気はします。

時期として見ると、放送されて1ヶ月と言うタイミングで登場していますので、結構、早い時期に出ていたんだなと思いました。そこら辺は放送に至るまでに時間が掛かったという経緯があるみたいで、そういうのが影響しているのかもしれません。

ただし、それがシューティングゲームとしての面白さにつながるのかは微妙な所もあります。どうしてもキャラクターを全面に押し出した作品と言うと、ゲームその物の出来が気になってしまうところですが、そういう感じのゲームになってしまっているのは残念なのかなと思いました。

カウボーイビバップのゲーム化作品としては、プレイステーション2で後に登場している、カウボーイビバップ 追憶の夜曲と言う作品もあります。こちらはアドベンチャーゲームで、ゲームオリジナルの物語が展開されます。


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