クレイマン・クレイマン(PS)-おきらくゲームソフト事典-

おきらくゲームソフト事典-> PS(25)-> アドベンチャー-> カ行-> クレイマン・クレイマン(PS)

クレイマン・クレイマン(PS)

ジャンル:アドベンチャー
メーカー:リバーヒルソフト
発売日:1998年4月23日
ハード:PS

概要

粘土で出来た、謎だらけの世界、ネバーフッドを舞台にしたアドベンチャーゲームです。主人公のクレイマンを操作して、ネバーフッドの平和を取り戻すために冒険します。元は海外のPCで登場した作品です。本作は日本語版のプレイステーション版となっています。

クレイメーションで作られた世界と言うのが特徴的な作品です。

ゲームとしては謎を解きながら進めていくアドベンチャーゲームで、60以上あるパズルを解いていきます。

カーソルを動かして、気になる部分をクリックすると、それに合わせて、クレイマンが動いていきます。ところどころに仕掛けがあり、パズルのように謎を解いていきながら先に進みます。クレイマンの動きのひとつひとつがコミカルでシュールで、如何にもクレイメーションと言う動き、リアクションが楽しめる作品です。

クレイマンのやる気があるんだか無いんだか良く分からない感じとか、不可思議なマシンの数々とか、奇妙な世界観がマッチしているなと思ってしまいました。

謎解き自体は少し難しめの印象を受けます。分かりやすい説明は無いので、それだけを見ると何をどうしていいのか分からなかったりするのですが、ヒントも用意されているので、それを見ればどうにかなるのかなという感じです。一応、ヒントは無くても、どうにかなりそうというレベルではあります。そこまで理不尽な物はないので、じっくりと時間をかけて、解こうと思えば解ける気がします。謎を解けた時の達成感を考えれば、ヒントは見ないで進めた方が良いのではと思ったりします。こういう謎解きが好きな人には楽しめるという気がします。

謎解きにどれくらいの時間が掛かるのかと言うのはありますが、全体的なお話のボリュームとしてはそこまで多くはなく、意外とあっさりとクリア出来てしまったりします。いろいろとリアクションを楽しむタイプの作品なので、単純にクリアだけでなく、何が起きるのかなというのを確かめるのも楽しいなと思ったりしました。

ボリュームに関しては、クレイメーションで作られている事を考えると、仕方のない所なのかもしれないと少しだけ思いました。

続編も登場しています。そちらは、クレイメーションで作られた世界が舞台のゲームと言うのは変わりありませんが、アクションゲームとなっているので、ゲーム性としては本作とは異なっている作品になっています。比較するのは難しいですが、クレイメーションの世界を楽しめる作品ではあります。


このエントリーをはてなブックマークに追加

おきらくゲームソフト事典 Topへ
Copyright (C) 2011-2021 うかりこ. All Right Reserved
プライバシーポリシー・免責事項