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個人教授(PS)

ジャンル:シミュレーション
メーカー:毎日コミュニケーションズ
発売日:1998年4月9日
ハード:PS

概要

恋愛シミュレーションゲームです。主人公は大学生で、ひょんなことから家庭教師を頼まれてと言うところから始まります。ゲームとしては、育成型のシミュレーションの要素もあり、家庭教師として、勉強を教えながら、大学に合格させるという目的もあります。ただ、勉強を教えるだけでなく、教え子との関係性も大事という感じになってきます。

恋愛シミュレーションゲームなので、主人公が恵まれているというのは、よくあるところではあるのですが、本作ではゲーム開始時にガールフレンドがいる設定だったりと、恵まれすぎだろうと思ったりします。ただ、そのガールフレンドがメインのキャラには含まれず、サブキャラになっているのはちょっと悲しいかもしれません。

家庭教師だけでなく、大学生の生活と言うのもあって、なかなか忙しい主人公だったりします。クイズのような形式で教え子に質問される場面があったりするのですが、これが意外と難しかったりします。家庭教師やるなら、それぐらい答えられて当然というところなのかもしれませんが、こういう部分で評価を下げられてしまうと悲しいです。参考書片手にと言うと、ちょっと大げさな気もしますが、自分の知識だけで解こうとすると難しいのではと思ったりしました。今だとネットで調べながらプレイする事が出来るので、そういう点での難易度は低いかもしれません。

ゲームとしては、それぞれ個性的で魅力的なヒロインが描かれていて、それぞれのイベントも含めて楽しめる内容にはなっていると思います。声優さんも豪華な感じで、楽しめる要素と言っても差し支えないと思います。ただし、期間が一年間なので、割と長めに感じます。しかも、ある程度、進めると、攻略パターンも分かってくるので、そうなると、長くて面倒だなと思ってしまう部分があるのも事実です。

好きなキャラクターのイベントだけ見れれば、満足と言うのであれば、そこまで気にならないのかもしれませんが、どうせなら、全てのヒロインを攻略したいと思うと、同じようなパターンで繰り返す事になるのは大変だなと思ってしまいます。それは本作だけの事ではなく、この手のゲーム全般に言える事かもしれませんが何度もプレイする事を考えれば、もう少し遊びやすくなる要素があっても良いのかなと思ったりします。理想を言えば、イベントのヒントとかあったら嬉しいですが、親切過ぎるとそれはそれで簡単過ぎるので悩ましくなるのかもしれません。


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