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モータルコンバットトリロジー(PS)

ジャンル:アクション
メーカー:ゲームバンク
発売日:1998年4月2日
ハード:PS

概要

対戦格闘ゲーム、モータルコンバットシリーズの作品です。1から3までの全てのキャラクターが登場した作品と言う事で、いわゆるナンバリングタイトルとは違っています。続編である4から、本シリーズの特徴であった実写取り込みから、ポリゴンの画像に変化したという事で、結果的に、実写時代の集大成的な作品となっています。基本的なシステムや物語は、3の物が引き継がれています。

3はゲームシステムとしては、進化を感じられる作品だったのですが、物語としては新しくなっていた影響で、登場しなくなったキャラクターも多く、そういう点では不満の残る作品でもありました。本作はそれまでのキャラクターが全て登場するという事で、そういう不安点が解消された納得の作品と言える気がします。

ゲームとしては、難易度は高い気がします。難易度を下げて戦っても普通にクリアするだけでも大変です。その上で、究極神拳を出そうとすると更に難易度が増します。究極神拳はおまけと言ってしまえば、それまでなのですが、それだと、モータルコンバットシリーズの良さが失われてしまう気がします。苦労して勝っても決められなかったら格好悪いです。

だからなのかは良く分かりませんが、隠しオプションで隠しオプションで究極神拳を簡単に出せるようになっています。根本的な難易度の高さを考えると、それで解決策になっているのかは疑問に思うところはありますが、最後の決めの部分を楽に行えるのは助かるのは事実です。

バランスが大雑把な所は気になりますが、そういうのもモータルコンバットシリーズらしさと言えるのかもしれません。

ロード時間が長いのは気になりますが、プレイステーションである事を考えるとある程度は仕方ないのかなと思います。

プレイステーションと言うハードで、過去の究極神拳が再現されていたのは、評価が高い気がします。ただ、その分、グロテスクなので、苦手な人は気を付けた方が良いです。後の作品の方針が変わった事もあってか、シリーズの中でも高い評価を受けているようです。プレミアがついている作品でもあります。

日本では人気が定着したシリーズとは言い難い作品ですが、海外では、続編が制作されています。ただし、グラフィックが変更になったり、設定が変更になったりと、紆余曲折はあったようです。こういうシリーズだと、リアルさをどこに求めて良いのかも難しいのかもしれません。グラフィックが進化すると、制限が掛かってしまうのではと思ってしまうシリーズではあります。

裏技

隠しオプション
オプション画面で、上+L1+L2+R1+R2を押しつづける。
画面が一瞬揺れて、「?」オプションが選べるようになる。
ダメージの量や、究極神拳の簡易コマンド、体力などが設定できる。


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