わくわくボウリング(PS)-おきらくゲームソフト事典-

ジャンル：スポーツ
メーカー：ココナッツジャパンエンターテイメント
発売日：1998年4月2日
ハード：ＰＳ

ボウリングのゲーム化作品です。

８人のキャラクターから選んでプレイしますが、そのキャラクターがいわゆる正統派のボウリングが上手そうなキャラクターから、おちゃらけたキャラクターやら、なぜかウサギの着ぐるみみたいなキャラクターがいたりと様々です。レーンも、通常の一般的なボウリングのレーンは登場しますが、未来的な雰囲気、ダンジョン的な雰囲気、ベルトコンベヤーがあったりと、様々で、全部で１０種類のレーンが登場します。真面目何だか、ふざけているのか、良く分からない感じではあるのですが、一応はボウリングのゲームにはなっているのかなとは思いました。

パッケージには、パーティゲームの決定版なんて書かれていたりしますので、ストイックにプレイするというよりは、みんなでワイワイ楽しむタイプの作品と言うのを意識していたのかもしれません。物凄く作り込まれているという感じではないので、本格的かと言われれば、疑問に思うところもありますが、こういうゲームだと納得できれば、それなりに楽しめるのかなと言う気もします。

ボウリングのゲーム化作品は数としては、それほど多く無いのですが、それでも全くないという感じではなく、ポツポツといくつかタイトルが出ているなと思ったりします。本作を出したココナッツジャパンエンターテイメントとしては、キング オブ ボウリングと言うタイトルの作品が本作より前に登場していて、しかも、本作から、半年もたたない時期に、その続編、キングオブボウリング2なんてのも出していたりします。ただ、これと言った、代表となるようなタイトルが出ている訳でもなく、ゲームとしてはなかなか難しい所もあるのかもしれません。実際のボウリングが割と簡単に楽しめるという事も理由の一つにあるのかもしれないです。ボウリング好きな人が集まったら、実際にやりにいこうと考える方が多い気がしました。

ボウリング自体は、一番初めのブーム以来、一時期の勢いは無くなっていますが、定番のゲームとしては、何となく存在し続けているイメージはあります。たまに、忘れたころに、ブーム再燃の兆しと言うのを聞いたり知るのですが、この当時どうだったのかはあまり記憶にはないです。最初のブームが凄かったせいか、それに並ぶほどのブームにはなっていなかったとは思います。また、そういう時代が来たりするんでしょうか。そうなった時に、人気のボウリングのゲーム化作品とか登場したりするんでしょうか。

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