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メビウスリンク3D(PS)

ジャンル:シミュレーション
メーカー:エクシング
発売日:1998年4月2日
ハード:PS

概要

PCで展開していた、宇宙を舞台にした戦略シミュレーションゲーム、メビウスリンクシリーズの作品です。本作以降もPCで登場と言うのが基本となっていますので、プレイステーションで登場した本作と言うのは、シリーズとしても珍しい作品となっています。

基本的なシナリオとしてはシリーズの流れを受け継いでいて、シリウス帝国と自由都市連邦と言う二大勢力が争う銀河を舞台に、自由都市連邦の第七機動艦隊軍、通称、メビウスリンク艦隊を操作して戦うというお話になっています。ちなみに、登場する艦隊司令官が全て女性という設定はシリーズの物です。

シナリオごとに条件を満たして進めていきます。

タイトルにもある通り、戦闘が3D空間になっているのが特徴で、後のシリーズでは当たり前に感じる部分もあるのですが、当時としては、画期的でした。ただし、延々と続く戦闘シーンと言うのは、最初は迫力があって良いと思うのですが、すぐに長すぎると感じてしまい、カットする事も出来ない為、苦痛に感じてしまう部分があります。この当時のこういう3D戦闘がある作品だと、同じような傾向がある作品が多いのですが、本作もそういう点では同じ欠点を抱えてしまっているという気がします。せっかく作った3Dの映像を見て欲しいというところなのかもしれませんが、テストプレイして、こういう部分が気にならなかったのかなと本作だけではありませんが、気になってしまいました。

基本的なシステムとしては、そこまで複雑な所はないです。入門シナリオから始める事が出来るので、基本的な戦い方は割と簡単に理解する事が出来ます。プレイステーション版として、特別に遊びやすくなったという感じでも無いのが、少し残念かなと思います。そういう点では、必ずしも親切には感じないです。

ただ、このシリーズの特徴でもある、女性の艦隊司令官は魅力的に描かれていて、そういう点では十分に楽しめる作品ではあります。

ちなみに作品ごとに舞台となっている年代は異なっているのですが、年齢などに変化が見られないのは、亜光速戦闘を行っていて、通常の時間の経過とは違う時間を生きているという設定があるからだそうです。

シリーズとしては、PCでいくつか続編が出ています。シミュレーションゲームと言う部分では変わりありませんが、リアルタイム性が強い作品と言うのも後に登場していたりします。全体を見ると、シリーズとしては、割とタイトルが出ているシリーズでもあります。


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