牌神2(PS)-おきらくゲームソフト事典-

ジャンル：テーブル
メーカー：スクウェア
発売日：1998年3月26日
ハード：ＰＳ

麻雀のゲーム化作品です。前作は、プロロジック麻雀 牌神と言うタイトルでしたが、プロロジック麻雀と言うのは、どっかにいってしまったようです。特徴のひとつでもあった、実況の部分は継承されています。ちなみに実況はタレントの松村邦洋さんです。

麻雀グランプリ、特典対局などのモードがあります。麻雀グランプリでは、タレントの松村邦洋さんと共に世界を巡りながら、プロ雀士と対局します。特典対局では対局するごとにポイントが増えていき、そのポイントによって、さまざまな特典がもらえます。特典には対局相手の追加やルールの変更などがあります。

更に麻雀を学習できるモードとして、基本学習、手役学習、テンパイ麻雀のモードが用意されています。基本学習では麻雀の基礎をきちんと学習できます。手役学習では実戦形式で手役の形を学習できます。テンパイ麻雀ではテンパイするための効率の良い打ち方、麻雀が上達する牌効率を学習する事が出来ます。基本的なところから学習できるので、初心者の方でも安心ですし、より上達したいと考える、中級者、上級者の方でも満足できるようになっています。

実況は気分を盛り上げてくれますが、おべんちゃらのような実況なので、間違った時に良いですねとか、そうだと思っていました、みたいな事を言われるとちょっと腹が立ちます。実況自体はオンオフ出来るのでどうしてもうるさいと感じたら切ってしまえばいいだけなのですが。

麻雀のゲームとしては、実在のプロ相手の対戦と言う事で、本格的な感じです。実況がある分、堅苦しい雰囲気と言うのは無いです。イカサマの類もありませんので、真面目に麻雀を楽しめるというのは間違いないかなと思いました。テンポも良く楽しめます。

麻雀グランプリ、特典対局と言ったモードでは、ボリュームたっぷりに麻雀を楽しむ事が出来ます。対局相手を選べるという意味では、特典対局がいわゆるフリー対局に対応するモードなのかなと思うのですが、特典を重ねればより自由に対戦する事が出来るのですが、最初は制限があるのが少し気になるかなと思いました。ただ、最初のいくつかの条件はそこまで厳しくはありませんので、やり込めるという部分の方が価値としてはあるのかなと思ったりもしました。

続編の牌神3はプレイステーション２で登場しています。そちらは、パンチ佐藤さんが実況と言う事で、このシリーズの実況のある意味でのこだわりを感じられます。こういうゲームだと盛り上げてくれるのが良いのかもしれません。

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