Iceman Digital Play Stage(PS)-おきらくゲームソフト事典-

ジャンル：その他
メーカー：ソニーミュージックエンタテインメント/エピックレコード
発売日：1998年3月26日
ハード：ＰＳ

キーボード浅倉大介さん、ギター伊藤賢一さん、ボーカル黒田倫弘さんによるユニット、Icemanにフィーチャーした作品です。いわゆるゲーム作品ではなく、ライヴ映像を見たり、編集したりして楽しむことが出来ます。ＦＩＮＡＬ ＰＲＡＹＥＲ、ＧＡＬＡＸＹ ＧＡＮＧ、Ｓｏｍｅｔｈｉｎｇ ｆｅｅｌ ｌｉｋｅ Ｈｅａｖｅｎが衆力されています。

ＭＵＬＴＩ ＡＮＧＬＥ、ＳＴＡＧＥ ＥＦＦＥＣＴ、ＰＨＯＴＯ ＡＬＢＵＭ、ＭＯＶＩＥ ＰＬＡＹＥＲなどのメニューがあります。

ＭＵＬＴＩ ＡＮＧＬＥでは、マルチアングルビデオの編集が可能です。ＦＩＮＡＬ ＰＹＡＹＥＲとＳｏｍｅｔｈｉｎｇ ｆｅｅｌ ｌｉｋｅ Ｈｅａｖｅｎの２曲のマルチアングルライヴ映像として収録されていて、メンバー３人それぞれ１人ずつのアングルをつなぎ合わせてオリジナルのビデオを作る事が出来ます。編集して作ったものはメモリーカードに保存できるので、いつでも再生できます。

ＳＴＡＧＥ ＥＦＦＥＣＴではライヴビデオの演出が可能です。ＧＡＬＡＸＹ ＧＡＮＧのライヴビデオが収録されていて、様々な特殊効果を加えて、自分だけのヴァーチャルライヴ空間を生み出せます。

ＰＨＯＴＯ ＡＬＢＵＭでは、デジタル写真を見る事が出来ます。未公開写真を収録したデジタル写真集で、オートモードやフレームのデザインを機能を選べるモードも用意されています。

ＭＯＶＩＥ ＰＬＡＹＥＲでは、フル画面ビデオが再生可能です。ＦＩＮＡＬ ＰＲＡＹＥＲのライヴビデオのディレクターズカット映像が収録されています。

音楽的な実験の場として、結成されたIcemanなので、こういう作品が出ているのも何となく分かる気がしました。楽曲の数とか当時としては、これぐらいなのかなと言う気もしますが、マルチアングルビデオなどは興味深い所なのかなと思ったりします。ファンの方なら気になる作品と言えるのかもしれません。

ちなみにIcemanは２０００年に活動を休止していますので、そういう点では価値があるのかもしれません。当時の事を思い出して、懐かしいなと感じてしまう部分はあります。

この頃のミュージックシーンがどういう感じだったのかを正確に把握している訳ではありませんが、こういういろいろな試みをしていた頃なのかなと思ったりします。マルチアングルとか後々ＤＶＤとかで当たり前になっていたりもします。本作として、成功したのかどうかは定かではありませんが、こういうのが連なっていっているんだなと思ったりはします。

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