ブロークン ヘリックス(PS)-おきらくゲームソフト事典-

ジャンル：アクション
メーカー：コナミ
発売日：1998年3月26日
ハード：ＰＳ

主人公は爆発処理班の一員と言う３Ｄアクションアドベンチャーです。爆発処理班の一員と言う事で、爆弾を解除するというのが一番の目標ですが、物語としては、エリア５１が舞台と言う事で、想像できるかもしれませんが、エイリアンとか、極秘の兵器とかが出てくるお話になっています。

謎を解きながら、進めていきますが、ロボットを操作して進める場面なんてのもあったりします。

システムとして、ユニークなのは、自分だけでなく、それぞれのキャラクターがリアルタイムで動いているという事です。そのため、時間が掛かってしまうと、会わなければいけないキャラが敵にやられてしまうなんて事もあったりします。また、それぞれのキャラクターに対してどういう態度を取るかと言うのも重要になってきます。態度が悪いとアイテムを貰えなかったり、敵と判断されたりする事もあるので、慎重に対処する必要があります。ただ、プレイヤーキャラクターの性格とか考えると、バカ丁寧に対応するのもどうなんだろうと思ってしまうのも事実です。

元は海外の作品で、いかにも海外の作品という感じの雰囲気を感じる作品になってす。そのため、親切説丁寧に作られているという感じでは無いです。特に序盤からいきなり難易度が高く何をやって良いのかわからなくなるのは困ります。もたもたしている間にどうにもならない状況に追い込まれていくなんて事もあります。

また、ストーリー関わりのある人物でも攻撃出来てしまうので注意が必要です。うっかりと攻撃して、あっけなくゲームオーバーなんて事にならないように気を付ける必要があります。

ただし、ゲームの仕組みが分かれば、楽しめるレベルにはなります。それでも難しい事には変わりありませんが、分かって来れば、選択肢によって変わる展開と言うのを楽しむ事が出来るのかなと思いました。結構、衝撃的なエンディングが用意されています。ちなみにマルチエンディングになっています。

万人向けと言う感じではない気がしますが、こういうノリが好きな人にとっては楽しめるのではと言う気がします。カクカクのポリゴンなど気になる部分もありますが、それは当時の物としては仕方ないという気もします。ただし、キャラクターの見分けが付きにくい所なんてのはもう少しどうにかして欲しかったという気もします。また、妙に音声が聞き取りにくい所もあって、そういうところももう少しちゃんとして欲しかったなと思ったりします。

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