ファイナルファンタジーV(PS)-おきらくゲームソフト事典-

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ファイナルファンタジーV(PS)

ジャンル:RPG
メーカー:スクウェア
発売日:1998年3月19日
ハード:PS

概要

スーファミで登場していたファイナルファンタジーVのプレイステーション移植版です。ファイナルファンタジーIVに続いての移植作となっていて、基本的なシステムとしてはスーファミ版と変わりありません。追加要素としては、CGムービー、ダッシュ機能などで、ゲーム性が大きく変わるような変更点は無いです。

ちなみにコンビニ、デジキューブによる専売と言う形で登場しています。

ストーリーとしては、クリスタルを巡る冒険となっていて、比較的、王道で分かりやすいお話になっています。

特徴的なのはジョブとアビリティのシステムです。ジョブはそれぞれのジョブごとに能力、装備や特有のコマンドなどの違いがあります。そのジョブごとに使えるアビリティを修得する事で、他のジョブの時にも使えるようになり、その組み合わせによって、キャラクターをカスタマイズさせる事が出来ます。このシステム、バランスが良くて、自由度の高い戦略で戦う事が出来ます。こういうところから、様々なやり込みが行われている作品でもあります。

CGムービーが追加になったのはプレイステーションならではと言う感じがしますが、CGムービーで描かれているそれぞれのキャラクターが、ゲーム中のドット絵ではなく、大元のキャラクターデザインであった、天野喜孝さんの物がベースとなっているため、違和感を感じる物になっています。どちらかが良いのかと言うのは、難しい所ですが、スーファミ版ではゲーム中に天野喜孝さんのデザインが表示される場面は無かっただけに、どのキャラクターが誰なのか分からなくなってしまうところもあったのも事実です。服装などもそうですが、紙の色などの違いは大きい気がします。これは後のリメイク作でキャラクターの顔が表示されるようになってからも感じるところです。

意外と嬉しい要素としては、メモリーカードでのセーブになっているので、セーブできる数が増えている事です。いろいろとやり込みたいと思う作品なので、いろいろな状態のデータを保存できるというのはありがたかったです。

ロード時間など気になるところがあるのも事実ですが、プレイステーションで遊べる環境があったというのは、それなりに価値があったのかなとも思います。

スーファミからプレイステーションへの移植と言うのは、本作でとどまらず、更にファイナルファンタジーVIの移植版も登場しています。また、プレイステーション版のIV、V、VIがまとめられた作品と言うのも登場しています。


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