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ZERO PILOT(PS)

ジャンル:シューティング
メーカー:ソニー・コンピュータエンタテインメント
発売日:1998年3月12日
ハード:PS

概要

タイトルから想像できるかもしれませんが、零戦を題材としたシューティングゲームです。零戦、天山、ドーントレス、ムスタングなど実在のレシプロ機25機種が登場しています。ただし、お話としては、第二次世界大戦がモチーフにはなっていますが、ヤマト国とガーランド国の戦争と言う事で、架空の世界が舞台と言う設定となっています。

ミッションクリアー型の3Dのシューティングゲームと言うのが基本的なところですが、シナリオも意外と凝っていて、主人公や仲間たちのやり取りなど、物語として楽しめる部分もあります。この辺りは、架空の世界のお話として盛り上げる要素と見るべきなのか、リアリティが失われてしまうと感じる部分なのかは人それぞれかもしれません。ちなみに、ステージ合間の会話で物語を感じる事が出来ますが、面倒なら省いてしまっても影響はないです。

空中戦だけでなく、偵察や爆撃と言った任務も用意されています。それぞれの任務によって難易度が変わりますが、爆撃とか難しい印象を受けます。モチーフとなっている戦いが戦いなだけに、劣勢な状態から始まるので、難易度としては難しめなのかなと思いました。

操作する戦闘機はステージごとに決まっています。ステージ進めるごとに、モデルとなった時代の最新鋭の機体で戦う事が出来ます。

モデルになっている時代の戦闘機と言う事で、派手さと言う意味ではそれほどでもありません。得られる情報も多くは無く、分かりにくいと感じる部分もあります。ある意味で、それがらしさだと感じるところなのかもしれませんが、不親切だなとおもってしまうところもあります。この辺り、遊びやすさとの兼ね合いにもなるとは思いますが、雰囲気は感じる事が出来るのではと思いました。

当時のプレイステーションでこういうタイプの作品が楽しめたという意味では価値がある作品だったのかなと思いました。今だと、グラフィックなど気になるところはあるかもしれませんが、雰囲気としては楽しめる作品と言う気はします。架空の世界観にしないと賛否があるというところなのかもしれませんが、その辺、もう少しどうにかならなかったのかなと思ったりします。大人の事情という感じでしょうか。

ZERO PILOTシリーズとして、プレイステーション2などで続編が登場しています。零戦を基本とした戦闘機で戦うというコンセプト自体は受け継がれていますが、いろいろと変化はある作品になっています。


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