ロボトロンX(PS)-おきらくゲームソフト事典-

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ロボトロンX(PS)

ジャンル:アクション
メーカー:ゲームバンク
発売日:1998年3月12日
ハード:PS

概要

人類を抹殺しようとするロボトロンを倒すために戦うというお話です。ちなみに設定としては、ロボトロンは人間が生み出したもので、人間を遥かに超えた能力を持ったロボトロンは無能な人類を抹殺しようと考えたなんてお話です。設定としては、ありがちと言えば、ありがちでしょうか。ゲームとしては、そんなに難しい事を考えずにプレイできます。襲ってくるロボトロンをひたすら攻撃して倒すという感じです。

元は海外のアーケードで登場していた、当時としても、レトロなロボトロン2084と言う作品で、そのリメイク移植版となっています。元の作品は固定画面の全方位攻撃シューティングゲームとジャンル分けされていて、あちこちから来る敵をひたすら攻撃して倒していきます。中には人もいて、助けるとボーナスになります。基本的には、そのゲーム性を受け継がれています。画面は少し斜めからの視点となっていて、立体感があったり、ステージが広く感じるようになったなどの違いはありますが、プレイ感覚などは大きな違いは無いです。

一応、グラフィックはハードに合わせて進化しているのですが、それでも感じるレトロな雰囲気や、ノリノリなテクノミュージックなど、どことなく古臭い感じが良いなと思ってします作品です。当時、そういう感じをアピールしていたのかは定かではありませんが、後々プレイしてみると、狙っていたのかなとも思ってしまいます。

ゲームとしては、シンプルですが、敵の動きが素早く、どこから攻撃してくるのか分からないという、難しいところもあります。そういうところも元がレトロゲームならではと言う感じもします。ちなみにアイテムなどの追加要素もあります。

助けるとボーナスを貰える人もいますが、ロボトロンにやられると、血だまりを残すというのは、ちょっと残酷ではと思ってしまいました。

バランスとか考えられて、丁寧に作られた作品と言うよりは、ドンドン敵を増やしてどこまで出来るかを試されているような作品で、そういう割り切り方が単純に面白いなと思ったりします。

次々に襲ってくるロボトロンと言うのも怖いなと思うのですが、それを黙々と倒す主人公と言うのも、ロボトロンの立場から言えば、恐怖の対象かもしれないと少しだけ思ってしまいました。

ちなみに元のロボトロン2084は、スーファミでも登場したスマッシュT.V.に発展したりと、後の類似の作品に与えた影響も多いと言われる事もあります。


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