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湾岸トライアル(PS)

ジャンル:レース
メーカー:ビクター インタラクティブ ソフトウエア
発売日:1998年3月7日
ハード:PS

概要

セガサターンで登場していた3Dのレースゲーム、湾岸デッドヒートの続編です。なぜか、プレイステーションで登場しています。

A.D.2020と言う当時の近未来を舞台に、湾岸トライアルと言うレースに挑むみたいなお話です。

自分の走りをゴーストカーとしてセーブできるタイムアタックモード、各コースをクリアするごとに選択可能な車種が増えるロードGPモード、2人対戦可能なバーサスモード、物語に合わせてレースに挑んでいくストーリーモードが用意されています。

前作では実写の女の子と一緒に走るというのが、特徴のひとつでしたが、本作では映画のようなストーリー展開がある物語となっています。しかも、ストーリー部分は実写で、サトウトシキさんが監督、音楽は耳をすませばの野見祐二さん、出演が嘉門洋子さん、加藤あいさん、小沢なつきさん、児島玲子さん、長谷川京子さんと何だか凄い事になっています。それぞれの選んだ人によって条件を満たしてストーリーを進めていきます。

描かれているのは発展した未来ではなく、当時の延長線上の未来と言う事もあるとは思いますが、今見ると、古臭くは感じてしまうところはちょっと切ないかなと思いましたが、出演している人を見ると、豪華だったのかなと思ったりします。良く言えば、初々しいという感じの演技は貴重かもしれません。基本的に主人公はしゃべらないので、ヒロインの一人語りが続くような展開は映像がリアルなだけに少し気になるかもしれません。ちなみにストーリーモードは選べる車が決まっています。実写絡んでいるからかもしれませんが、少し残念に思います。

レースゲームとしては、リアルさを感じるタイプの作品ですが、挙動が何やら怪しい所もあって、違和感を感じる部分もあります。その部分もあってか、他のレースゲームとの違いで難易度が高いと感じてしまう作品です。

レース部分を無くした恋愛シミュレーションのようなゲームだったらどうだったのかなとか、実写部分がない純粋なレースゲームだったら、どうだったんだろうかと思ってしまいました。モードによっては、レースに集中する事は出来るのですが、何となくどっちも中途半端な作品になっているような気もしてしまいました。オープニングとかはともかくとして、実写の映像が必要だったのかなと、根本を否定するような事を考えてしまいました。

隠しカーや、ムービー、メイキングを見る事が出来る裏技なんてのも用意されていたりします。


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