ツアーパーティー 卒業旅行に行こう(PS)-おきらくゲームソフト事典-

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ツアーパーティー 卒業旅行に行こう(PS)

ジャンル:その他
メーカー:タカラ
発売日:1998年2月26日
ハード:PS

概要

恋愛シミュレーションのようなボードゲームです。タイトル通り、卒業旅行を題材としていて、旅先で出会い、思い出を作りながら、恋愛を楽しみ、最後に告白するという形になっています。

この作品、特徴的なのが、プレイヤーキャラクターとして男女を選べるだけで無く、恋愛対象としても男女どちらでも選ぶことが出来るという事です。異性との恋愛だけでなく、同性との恋愛を描いているというのは、当時としては画期的だったのではと思ってしまいます。ゲーム開始時にパートナーを男女、男だけ、女だけと選ぶことが出来たりします。

ゲームとしては、ルーレットを回しながらキャラクターを進めていき、止まった先のコマでイベントをこなしながら、お目当てのキャラクターに声を変えたりしながら進めていきます。基本としては、いわゆるボードゲームなので、ルーレットやイベントも運任せな要素も多いのですが、キャラクター同士のやり取りなどはしっかりしていて、恋愛シミュレーションとしても割と楽しめるという気もします。

お邪魔キャラなども登場するので、一筋縄ではいかない感じです。

恋愛対象キャラはフルボイスでの登場と言うのもなかなか嬉しい所でもあります。ただ、逆に言うと、運任せな部分があるので、狙って必ず思い通りになるとは限らないというのが、ちょっと気になるところかもしれません。ボードゲームなので、そういうものなのですが、恋愛シミュレーションとして考えると、理不尽に思えてしまうところもあります。通常の恋愛シミュレーションゲームだったとしたら、どんな感じになったのかなと思ったりしました。

ボードゲームだと対人対戦が楽しいと感じる作品が多いですが、本作のようなタイプだとどうなんでしょうか。ワイワイとやるのは楽しいような気もしますが、自分の好みとか、ばれてしまいそうで、どうなのかなと思ってしまいました。でも、そういう本性が分かったり、ふざけた感じで狙ってプレイとかしてみると、それなりに楽しい気はします。恋のライバルとか演じてみると面白いと思うのかもしれません。

ゆうわくオフィス恋愛課と言う、お話としては続編的な作品がプレイステーションで登場しています。そちらは、純粋な恋愛シミュレーションとなっていて、タイトルから想像できるかもしれませんが、会社が舞台となっています。また、本作と共通のキャラクターが登場する他、セーブデータがあると、おまけの要素があったりします。


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