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Neo ATLAS(PS)

ジャンル:シミュレーション
メーカー:アートディンク
発売日:1998年2月26日
ハード:PS

概要

大航海時代を舞台に世界地図を作る事が目的のシミュレーションゲームです。元はPCのゲームで、プレイステーション移植版となっています。THE ATLASと言うタイトルで出ていたシリーズ作品の続編となっていて、Neo ATLASシリーズとしては第1弾の作品となっています。

貿易商の主人公を操作して、貿易をして資金を稼ぎながら、世界のあちこちに提督を派遣し、世界地図の完成を目指します。ユニークな点としては、自分が冒険をするのではなく、提督を雇って派遣して、その探検結果の報告を受けるというシステムになっている事です。

そのため、その報告を信じるか、信じないかが重要な要素になってきます。信じれば反映され、信じなければ反映されないという形で、世界地図が変化していきます。例えば、世界が丸いと信じるか、それとも、平坦と信じるかによって、現実の世界とリンクした地図になるのか、それとも架空の神話などで語られているような世界地図を生み出すのかも自由に選ぶことが出来ます。意外と現実に即した地図を作ろうとするのも大変だったりします。

ロード時間の長さや、操作性、最初は何をして良いのか分からないなど、気になるところが全くない訳ではありませんが、慣れてくると、実際はそこまで複雑な要素も無く、楽しんでプレイする事が出来ます。資金繰りも最初は難しく感じますが、コツを覚えれば、そこまで難しくはないので、探検に集中できます。しかも、探検の結果が様々でいろいろな架空の世界を創造する事が出来るのが楽しくなります。序盤から比較的、自由にプレイする事が出来るので何度もプレイしたくなる作品です。どれくらいハチャメチャになるのかにチャレンジしてみたくなってしまいます。

このゲーム最大の難点と言うのは止め時かもしれません。次にどうなっているのかを考えると、ついついもう少しとプレイを続けたくなってしまいますし、地図が完成すれば完成したで、別のケースはどうなるだろうと、また、最初から始めたくなってしまいます。一度、プレイするとお腹いっぱいまで遊ぶことになって、しばらくは良いなと思うのですが、ふとしたタイミングで思い出して、また、始めてしまい、そして、新しい発見をするなんて事もあったりします。

続編もPC版、プレイステーション版が登場しています。操作性などは改善されていますが、基本的な部分では変化が無く、本作の完成度の高さと言うのも感じてしまいます。


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