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G・O・D pure(PS)

ジャンル:RPG
メーカー:イマジニア
発売日:1998年2月26日
ハード:PS

概要

スーファミで登場していた、G.O.D 目覚めよと呼ぶ声が聴こえのリメイク作品です。監修に鴻上尚史さん、キャラクターデザインに江川達也さん、音楽監修にデーモン小暮さんと言うのでも知られた作品です。

1999年の7月から物語が始まりますが、メインとなるのは10年後の2009年7月で、地球侵略を狙うエイリアンと戦うというお話です。1999年の7月と言うのは、いわゆるノストラダムスの大予言とかで語られていた頃と言う感じでしょうか。その時期よりは前に登場しているんだなと思ったりします。

基本的な部分ではスーファミ版と変わりありませんが、システムが変更になっている部分やイベントが追加になっているところもあります。ネタ要素と言うのも特徴のひとつでありますが、そこら辺も一応パワーアップと言う事になっています。

スーファミ版はストーリー展開は好き嫌いが出てしまうのは仕方ないとしても、ゲームとして、遊ぶのに気になる部分がいくつもある作品でした。特にスーファミなのに、ロード時間の長さが気になるという作品で、それで戦闘のテンポがかなり悪かったです。そういうところで評価を大きく避けていましたが、プレイステーション版の本作はそういう点は大きく改善されていて、テンポ良く遊べるようになっています。ハードの性能の差なのかもしれませんが、スーファミでもこのぐらいで遊べれば評価が変わっていたのではと思ったりします。

スーファミ版の時には、宣伝もたくさん行われていて、発売されるまでの知名度はそれなりだった気がするのですが、評価と言う意味では厳しい部分もあった作品だった気がします。プレイステーション版の本作は、宣伝とかの印象はあまりないです。そもそも、リメイクが出るほど、人気があったのかと言うのも疑問だったりするのですが、作品として遊びやすくなっているのは事実です。万人向けのストーリーと言うのも言い難い作品ですが、お話だけを見れば、それなりにはちゃんとしているのかなと思ったりします。

スーファミで発売延期があった上での登場、そこから、プレイステーション版の本作の登場となかなかタイミングとしてはあまり良い物では無かったというところでしょうか。そして、そのタイミングを覆すほどの評価もされなかったというのも事実なのかなと思いました。

参加しているメンバーは豪華だったのですが、と言われてしまうような作品の代表のような気もしてしまいます。


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