EGG(PS)-おきらくゲームソフト事典-

ジャンル：その他
メーカー：東芝EMI
発売日：1998年2月19日
ハード：ＰＳ

ＥＧＧと呼ばれるたまご型の物体を転がして文明を発展させるゲームです。シミュレーションと言うか、パズルと言うか、陣取りゲームと言うか、ジャンルはなかなか難しい所ですが、パッケージにはアクションボードゲームなんて書かれている作品です。

一見すると難しいような印象を受けますが、基本としてはそんなに難しくはないです。

基本的な操作としてはシンプルで、ＥＧＧを転がすだけです。ＥＧＧを転がすと、その転がった部分に文明が誕生して、発展していきます。そのエリアで領域を囲むと、そこも同じように文明が誕生して、発展してます。ここら辺は陣取りゲームのような感じです。

最初で囲んだエリアには、文明の象徴であるタワーが建ちます。このタワーは文明の発展によってレベルが上がっていきます。レベルが９となるとクリアとなります。ただし、タワーは文明の象徴であるため、崩壊するとゲームオーバーになってしまいます。相手のタワーを倒すと勝ちとなります。

また、ＥＧＧにはライフが設定されていて、ゼロになると割れてゲームオーバーとなってしまいます。ＥＧＧは動かす際のモードと言うのもあり、普通の通常のモードの他に、壁、洪水、地震、爆弾があり、それぞれの効果を発揮します。通常以外のモードはエネルギーゲージが溜まらないと使えないです。これらを駆使しながら、自分の文明を発展させるか、相手の文明を破壊するかで勝敗を競います。

ＥＧＧを転がすだけなので、プレイとしては難しい所はないです。基本的な操作から、攻略の基本を学ぶためのミッションと言うモードも用意されているので、順番にこなしていけば、攻略の基本は簡単に覚える事が出来ます。

マルチタップで最大４人での対人プレイも可能になっています。

単純だが、奥が深い、完全ライトユーザー向けのゲームと言う売り文句が使われていたりもしますが、シンプルに遊ぶことが出来る作品と言うのはあっている気がします。一人で楽しむことが出来ますが、対人対戦だとより盛り上がるような気がしました。ただ、あんまり張り切り過ぎると、喧嘩になってしまいそうな気もするので、その辺りは注意が必要かもしれません。

物凄くやり込めるという感じではないですが、気軽には楽しめるという感じでしょうか。そういう点でもライトユーザー向けと言うのは間違ってはいないのかなと思いました。

シンプルなだけにどこまではまる事ができるかで評価が変わっていきそうな作品です。

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