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星で発見!!たまごっち(PS)

ジャンル:シミュレーション
メーカー:バンダイ
発売日:1998年2月19日
ハード:PS

概要

おもちゃのたまごっちのゲーム化作品です。たまごっちのゲーム化作品と言うと、ゲームボーイやセガサターンなどで登場した作品もありますが、本作はプレイステーションでの登場となっています。

たまっごち星を舞台に、旅行中に乗っていたUFOが故障し不時着してしまった未開の地域で、バンゾー博士とミカチューが、見た事のないたまごっちの調査をするというお話となっています。

たまっごち星のあちこちを冒険しながら、たまごっちを見つけて、仲良くなって、育てるみたいな感じです。育てる部分に関しては、おもちゃのたまごっちと同様に一緒に遊んだり、食事を上げたり、トイレの世話をしたりします。

たまごっちのお世話など、雰囲気は感じる事が出来るのですが、プレイステーションだからという不便さも感じてしまう作品です。まず、いろいろと世話が大変です。ゲームの進行時間が速くて、結構、手間が掛かります。リアルタイムに時間が進んで何も起きないでは退屈なのですが、慌ただし過ぎると、ちょっとたまごっちらしくないと思ってしまいます。

また、たまごっちを捕まえるためにあちこち冒険する事になるのですが、広大なフィールドでそれもまた大変です。しかも、冒険している間も時間は過ぎていくので、その間、たまごっちの世話が出来ないという状態になってしまいます。本作ではオスとメスの概念があり、結婚させて子供を産ませる事も可能になっています。次々と子供を産ませて、育てていこうと思っても、その相手を探すのに時間が掛かってしまうと、悲しい事になってしまうなんて事もあるので注意が必要です。

単純に言うと、おもちゃのたまごっちを、そのまま、プレイステーションのような据え置き機で遊べるようにしてもなかなか楽しめないのかなと思ってしまいました。ロード時間などもあって、テンポもあまり良くないですし、手軽に遊べるという感じでは無いです。ゲームボーイでは、それなりの作品で楽しめたのですが、それは携帯ゲーム機であった事の利点なのかなと思いました。

1998年と言うたまごっちのブームとしては、ひと段落し始めたころに出た作品と言うのも微妙な感じなのかなと思いました。結局、プレイステーションでは本作のみとなっています。本作以降では、スーファミのニンテンドーパワーで出た作品と言うのもあるみたいです。

たまごっちとしては、ブームがひと段落していきますが、2004年ごろ、再び、新しいシリーズが登場して、新しいシリーズのゲーム作品も増えていきます。


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