チョロQ3(PS)-おきらくゲームソフト事典-

ジャンル：レース
メーカー：タカラ
発売日：1998年2月19日
ハード：ＰＳ

ゼンマイ式のミニカー、チョロQのゲーム化作品の第２弾です。

レースとチョロQシティの探索の２つがメインとなっています。レースは、フリーラン、スプリントレース、ワールドグランプリ、スーパーグランプリ、ハイパーグランプリなどのモードがあり、賞金を稼いだり、結果によって、チョロQシティで出来る事が増えたりします。チョロQシティは前作にあった、チョロQタウンの発展型でレースで稼いだお金でパーツやボディを購入したり、いろいろなイベントがあったりします。

チョロQシティには隠された謎が１００個あったり、改造パーツの種類も１００種類以上、ボディも１００種類と、ボリュームたっぷりの作品です。

コースが増えたり、昼夜の概念があったりと、盛りだくさんという内容になっています。

更に二人対戦モードと言うのもあります。通常のレースとは違い、ゴルフレース、コインキャッチレース、チキンレース２ｎｄ、ヒルクライムレース、アルペンレースなどを楽しむ事が出来ます。

ボリュームが多い分、全てやり込むとなると大変ですが、それは嬉しい悩みと言う感じかもしれません。レースゲームとしては、物凄く簡単という事はありませんが、クリアできないほど難しいという感じでもなく、ほどほどな難易度という感じです。前作に比べると簡単になっているのかなと言う気がします。やり込む作品としては、その方が嬉しいと思う反面、どうせなら、もう少し難易度が高めのモードがあっても良かったのではと思ったりします。そこまで言い出すと贅沢かもしれませんが。また、１００にこだわったためか、無理矢理な物や難解な物もあって、全ての条件を満たすとなると気が付きにくい所もあって、かなり大変になるのも少し気になる気がします。

チョロQのゲーム化作品としては、本作以降も登場していますが、開発しているところは変わっているようです。本作までは、タムソフトでしたが、本作以降は違うところになっています。そのためか、いろいろなタイプの作品が出ています。シリーズの流れとしては、１、２、３と着実に進化を感じられる作品で、ある意味で完成系のひとつと言えるのかなと思いました。後の作品も含めて、人気が高い作品でもあります。

後の作品でもしっかりと楽しめる作品はあるのですが、本作の完成度を考えると、気軽に遊べる環境が整って欲しいなと思う作品です。チョロQ自体がどうなっているのかと言うのも気になるところではあります。

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