ドルイド 闇への追跡者(PS)-おきらくゲームソフト事典-

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ドルイド 闇への追跡者(PS)

ジャンル:アドベンチャー
メーカー:コーエー
発売日:1998年2月19日
ハード:PS

概要

失踪したドルイドを探す事が目的のアクションアドベンチャーゲームです。主人公はドルイドの子孫で、突然、惑星ナヴァンに呼び出されてみたいな感じで始まります。ちなみにドルイドとは、優れた科学力と魔法力を持つ存在みたいです。

ゲームとしては、クオータービューの3DのアドベンチャーゲームにRPG要素を組み合わせたみたいな作品です。戦闘でのアクションや地、水、風、火、気などのエレメントを組み合わせると魔法を使えるようになったりします。アイテムを駆使しながら先に進む方法を見つけていくという感じです。

元は海外のゲームで、ウィザードリィシリーズを生んだ、サーテック社の作品だそうです。サーテック社の意欲作なんてパッケージには書かれていたりします。

海外の作品だからなのか、分かりやすい説明もなく、ほとんどヒント無しで進めていかないといけないところは大変だなと思いますが、アイテムをいろいろと試していけば、何となく先に進めるかなと言う感じもしないでは無いです。そこら辺は気力が持つかと言うところでしょうか。

世界観とか、雰囲気は楽しめる作品と言う気はしますが、丁寧な説明がある訳ではないので、攻略と言う面では苦労させられます。海外の作品だから、そういうものだろうと言ってしまえば、それまでな気もしますが、不親切なところは残念だなと思ってしまいます。

戦闘もあまり意味がある感じではないですし、これだったら必要なかったのではと思ったりします。終盤の展開によって、エンディングは分岐します。後味の悪いのもありますが、分岐自体はそこまで複雑では無いのかなと思いました。

意欲作と言われると、それほどインパクトが強いとは思いませんが、こういう作品だからと思えれば、それなりに楽しめる作品と言う気もします。

ドルイドと聞いて、人によってどういうのを想像するのか分かりませんが、個人的には魔法使いのイメージが強く、本作のように斧を振り回してと言うのだと、ちょっと意外だなと思ってしまいました。よく考えるとちょっと酷い事をしているなと思ったりするのですが、そういうところも海外のゲームと言う感じもします。良くも悪くも海外の作品と言うのを感じる作品ですので、そういう作品を期待している人にとっては楽しめるという気はします。そうじゃない方にとっては、不親切な部分だけが気になってしまう作品と言う気もしてしまいます。クリアまでたどり着くのは大変な気がします。


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