ユニバーサルナッツ(PS)-おきらくゲームソフト事典-

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ユニバーサルナッツ(PS)

ジャンル:アドベンチャー
メーカー:レイアップ
発売日:1998年2月5日
ハード:PS

概要

宇宙を舞台にしたSFミステリーアドベンチャーゲームです。漫画、人形草紙あやつり左近の原作者として知られている写楽麿さんがシナリオ、機動戦士Zガンダムのメカニカル作画監督の内田順久さんがキャラクターデザインと言う作品でもあります。

未来の宇宙と言う事で、ワープやら何やらが当たり前になっている時代と言う事のようです。宇宙船のトラブルでたどり着いた恒星間フェリーで様々な怪事件に巻き込まれるというお話です。舞台とか設定とかはいろいろとありますが、9人の男女が閉じ込められた密室物と言う感じの作品です。

基本的にはノベルゲームのように進めていき、選択肢によってお話が変化するという形になっています。用語検索やページ逆戻りなどのシステムなど、今のノベルゲームなら当たり前な気もしますが、当時としては、それなりに画期的だったのか、特徴してあげられていたりもします。

設定とか、シナリオとか、割とありがちなパターンかなと思ってしまう作品ではありますが、声優さんがそれなりに豪華だったりと、基本的な部分ではそれなりには楽しめる作品と言う気はします。ただ、マルチエンディングで分岐が良く分からなかったりする点は少し気になります。とは言え、あからさまに分かると、それは簡単過ぎて、ノベルゲームとしての面白さを味わえないかもしれません。

物凄く斬新な感じと言う訳でもありませんが、最低限のところはしっかりと抑えられている気はします。ただ、プレイ中に何となく、大した根拠もなく、怪しいのではと思った人がそのままだったのには、ちょっとがっかりしました。こういうミステリー物だとありがちな事なのですが、もう少し、心地よく騙してくれればいいのになと思ったりします。また、ちょっと気になる部分があると、細かい所での矛盾とかも少し気になり始めてしまいます。そういうところが気になるかどうかは、プレイヤー次第というところもあるのですが、ひとつ気になるといろいろと気になってしまうのも事実です。

元はセガサターンで登場した作品ですが、プレイステーション版になっています。プレイステーション版では、真のエンディングに到達すると、おまけ映像や出演している声優さんの肉声を聞く事が出来るとなっています。セガサターン版は18歳以上推奨と言う形で登場していたみたいですが、プレイステーション版はそんな事はないみたいです。表現の違いがどこまであるのか、細かいところは良く分かりませんが、気になってしまいました。


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