エクサレギウス(PS)-おきらくゲームソフト事典-

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エクサレギウス(PS)

ジャンル:シミュレーション
メーカー:イマジニア
発売日:1998年2月5日
ハード:PS

概要

宇宙が舞台の戦略シミュレーションゲームです。PCで展開していて、PCエンジンなどで移植版も登場していたシュヴァルツシルトシリーズの流れを汲む作品です。ただし、世界観などで共通する部分はありますが、シュヴァルツシルトシリーズの時代からは遠い未来の話になっていたり、主人公がトレジャーハンターで国同士の争いで無かったりと、タイトルだけで無く、作品としても違いはあります。

トレジャーハンターのジンが主人公で、襲撃されている船を偶然助けた事をきっかけに事件に巻き込まれていくみたいな感じのお話です。分かりやすい壮大なスペースオペラみたいな感じで展開していきます。

ゲームのシステムとしては、艦隊戦がメインの作品となっています。艦隊をどう組むのか、装備をどう組み合わせるかが重要な要素になってきます。特に装備は、攻略の上ではとても大事な要素です。単純な強さと言うのも重要なのですが、相手の装備によっては、せっかくの強力な攻撃も阻まれてしまう事もあります。更に弾数の制限などもあるので、どうやって戦っていくのかを考える事が必要になります。

このシステム、効果的な戦い方を見つけるまでは、いろいろと試す感じが面白いと思うのですが、ある程度、効果的なやり方を見つけてしまうと、そこまでパターンは多く無いので、同じことの繰り返しになってしまうのが、残念だなと思いました。ただ、その分、そこまで難しくないというのも事実で、簡略されたシステムで楽しめると言えるのか、単純すぎて出来る事が限られていると考えるのかは難しい所です。

戦闘のシーンとか、迫力あるバトルを楽しめるのですが、こういうシミュレーションゲームだと、それが何度もとなると、時間が掛かってしまう方が気になってしまったりします。

シュヴァルツシルトシリーズとしては、正伝、外伝で続編が登場していますが、本作と直接的に関わりがある形の作品と言うのは無いみたいです。

王道のスペースオペラとしては、その雰囲気を感じる事が出来る作品だとは思います。戦闘部分の長さが気になるなら、インターミッションだけを見る事が裏技なんてのもあったりしますので、そういう裏技を使ってしまうのもひとつの方法かもしれません。それで納得できるのかは本人次第でしょうが、こういうゲーム、長い時間が掛かってしまうというのも事実なので、そういう裏技に頼りたくなってしまう気持ちと言うのも分かるなと思ってしまったりもします。


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