R-TYPES(PS)-おきらくゲームソフト事典-

ジャンル：シューティング
メーカー：アイレムジャパン
発売日：1998年2月5日
ハード：ＰＳ

横スクロール型のシューティングゲーム、R-TYPEのI、IIがカップリングされて移植された作品です。ＰＣエンジン版のR-TYPEの事を知っているとナンバリングが少しややこしい気もしますが、ＰＣエンジン版のR-TYPEはIを二分割して、I、IIとしていましたが、本作はそれをまとめて出した訳ではなく、あくまで、アーケード版のIとIIの移植版となっています。

ちなみにアーケード版のIIのコンシューマ版としては、スーファミ版でタイトルがSUPER R-TYPEとなっている作品や、ゲームボーイ版のR-TYPE IIなどがありましたが、どちらもアレンジされている部分が多く、純粋な移植版と言う意味では、本作が初めてになっています。また、カップリング移植だけでなく、オープニング、エンディングのムービーや設定資料、後にプレイステーションで登場することになる当時の新作R-TYPE Δのプロモーションムービーなども含まれています。

難易度が高い作品としても知られていますが、基本的にはアーケード版、そのままの移植なので、そういう難易度もしっかりと受け継がれています。攻略にはパターンを覚える事が重要になっています。一見すると攻略不可能ではと思ってしまうのですが、何度も繰り返しプレイして行く中で、パターンを見つけていくのが楽しい作品です。

本作では救済措置なのか、裏技でパワーアップやステージセレクトが出来たりします。自力でクリアを目指したいところですが、どうしてもという意味ではそういうのが用意されているのはありがたいです。特に難易度が高いIIの場合は、あまりにクリアできないと投げ出しそうになってしまうので、助かるなと思うのが正直なところです。それでも難易度が高いのは事実ですが。

R-TYPE Iの稼働が１９８７年で当時としても、１０年以上経ってからの登場なのですが、色あせない魅力を感じます。それは今でもそうなのですが、そういう環境が整っていたのは幸せだったのかなと思ってしまいました。

R-TYPEシリーズとしては、スーファミで登場していたR-TYPE IIIで完結していたはずなのですが、本作にもプロモーションムービーが収録されていたR-TYPE Δがプレイステーションで登場する事になり、シリーズとして続いていく事になります。

シリーズ終了に関しては、再度あったりするのですが、そこからまた復活するという話もあって、根強い人気があるというところなのかもしれません。

パワーアップ
ゲーム中にポーズを掛ける。
Ｌ２を押しながら右、上、左、右、下、左、上、右を押してから、以下のボタンを押すとそれぞれに応じたパワーアップをする。
△：対地レーザー
□：対空レーザー
×：反射レーザー
○：サーチレーザー ※IIのみ
Ｒ１:ショットガンレーザー ※IIのみ

ステージセレクト
R-TYPESのタイトル画面で、Ｌ２を１０回、Ｒ２を１０回押す。
I、IIのどちらかを選んで、ゲームを開始する。
ポーズを掛けて、ステージセレクト

自機のスピード変化
ゲーム中にポーズを掛ける。
Ｌ２を押しながら右、上、右、上、下、左、下、左を押す。
○を押すとスピードアップ、×を押すとスピードダウンする。

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