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信長の野望・全国版(PS)

ジャンル:シミュレーション
メーカー:コーエー
発売日:1998年1月15日
ハード:PS

概要

信長の野望シリーズの作品です。シリーズとしては、2作目に当たる作品で、PC版が最初で、コンシューマ版として、ファミコン、スーファミ、メガドライブ、PCエンジンなどで登場した後に、プレイステーションで登場しています。ちなみにシリーズ作品としては、当時の最新作は将星録と言う時代です。

全国版と言う事で、全国の大名から選んで、全国統一を目指します。ゲームのシステムとしては、他の信長の野望シリーズの作品と比べると、とてもシンプルになっています。特に大名以外の武将は登場しませんので、命令なども簡単です。部下の武将の忠誠度や能力を気にする必要はないです。内政で国力を上げて、軍備を整えて、他国へと侵略をしていきます。

バランスとしては、割と大雑把で、忍者での暗殺が簡単に行えたりします。

シナリオは5本用意されていて、その他に方言モードと言う、その地方の方言を話すようになるモードがあったりします。本当にその方言が正確なのかなと思ってしまう部分もあるのですが、おまけとしては楽しめるかなと言う気もします。

こういう歴史シミュレーションの場合、どこまでのリアルさ、ゲーム性を求めるのかは難しい所ですが、複雑すぎる事が必ずしも面白さにつながるとは限らないというのを、本作のシンプルさを感じると思うところはあります。

奥深い戦略と言う意味では物足りなさを感じるところがありますが、分かりやすい内政など、このぐらいのレベルで良いと感じてしまうところもあります。それでいて、シリーズ作品として、人気が広がった作品と言うだけあって、面白さはしっかりと感じる事が出来るのかなと思いました。

この全国版、歴史イベントとして、本能寺の変が用意されているという話を聞くのですが、PC版、他のコンシューマ版含めて、発生させるのは難しいみたいです。各バージョンのイベントの違いとか知りたいなと少しだけ思ったりします。

全国版のコンシューマ版はファミコン版を含めてたくさん登場していますが、本作はだいぶ後になった作品となっています。ちなみに、更にその原点となる作品、無印の信長の野望はそのままの形では登場していません。ただし、リターンズと言うタイトルでグラフィックがポリゴンで描かれているリメイク作品は、プレイステーション版やセガサターン版が登場しています。

シリーズの続編としてはいろいろと登場していきますが、プレイステーションでも烈風伝が登場しています。


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