ドミノくんをとめないで。(PS)-おきらくゲームソフト事典-

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ドミノくんをとめないで。(PS)

ジャンル:アクション
メーカー:アートディンク
発売日:1998年1月8日
ハード:PS

概要

ドミノを題材としたアクションゲームです。

タイトルにもなっているドミノ君はひたすら動き回ります。このドミノ君が通った後には、ドミノ牌が配置されます。最終的には、そのドミノ牌によって、ステージにあるスイッチを押す事が目的となっています。ドミノ君を直接的に操作する事は出来ないので、うまく誘導して、ドミノ牌を並べる事が重要になります。

仕掛けは、いろいろとあって、テレビのドミノ番組で見かけるようなビリヤードを使った物から、隕石やらなんやら突拍子もないものまで様々です。これらの仕掛けを連鎖して作動させる事が出来ると得点が増していきます。

ゲームの仕組みとしては、スイッチを押すようにドミノを配置すれば、仕掛けは動いてくれるので、現実のドミノのとは違って、そこまで細かい所にこだわるという難解な感じではありません。ただし、ドミノ君を自由に動かせる訳ではない上に、障害物やお邪魔キャラなども登場しますので、思ったようにドミノ牌を配置するのは難しいです。その上、連鎖を狙うとなると一気に難易度が増します。ちなみに、メインのキャラクターはタイトルになっているドミノ君ですが、ドミノ君以外のキャラクターを選んでプレイする事も可能です。それぞれのキャラクターでエンディングが用意されているので、何度もプレイできるというのも特徴のひとつみたいです。

全部でステージは6つあります。それだけだと、少ない気がしますが、ゲームとしての難易度は高いので、結構、苦労はさせられます。

何度も繰り返してプレイして考える必要があり、その考えた通りに、ドミノ君を動かして、ドミノ牌を配置して、見事に連鎖が決まれば楽しいと感じる作品です。ただし、お邪魔キャラなどによって妨害されてしまうとイライラも感じてしまう作品でもあります。自信を持って出来たと思った時に失敗した時のショックと言うのも大きかったりします。そういう点は実際のドミノの感覚を味わえると言えるのかもしれませんが、でも、どうにかして欲しいと思ってしまうところでもあります。

もう少しステージを増やして簡単なステージを用意して欲しかったとか、ステージ進めると少しずつ操作や仕掛けを理解できる仕組みがあれば良かったのではと思ったりもしました。

アイデアとか、キャラクター、ステージの構成とか、良い所はあるなと思うのですが、全体としてはどこか惜しいなと感じてしまう作品だなと思ってしまいました。


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