ポケモンカードGB(GB)-おきらくゲームソフト事典-

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ポケモンカードGB(GB)

ジャンル:その他
メーカー:任天堂
発売日:1998年12月18日
ハード:GB

概要

ポケモンのカードゲーム、ポケモンカードのゲーム化作品です。伝説のポケモンカードの存在を耳にした主人公が、そのカードを手に入れるために、ポケモンカードで対戦するというお話になっています。

ポケモンカードのルールはいろいろとありますが、カードのポケモンをお互いに繰り出してのバトルになります。ポケモンが技を使って攻撃するには、エネルギーが必要になります。そのエネルギーもカードになっています。更にアイテムや進化の要素などもあります。ルール細かく説明するとなると、特殊な物もあり大変ですが、実際にプレイすれば、チュートリアルのバトルもあるので、そこまで難しい事はありません。細かいルールはプレイしながら覚えていくという感じです。

属性に合わせた8つのクラブが存在していて、各クラブのマスターと戦って勝つことが必要になりますが、そのクラブマスターに戦いを挑むには、3人のクラブメンバーに勝つ必要があります。全てのクラブマスターに勝つと、4人のグランドマスターと戦う事が出来るとなっています。

シンプルにポケモンカードを楽しむ作品となっているので、あちこちを巡って冒険するという事も無く、各クラブの移動もマップで選ぶだけとなっています。属性と言うのが攻略には重要な要素になるのですが、各クラブに登場するキャラクターは、分かりやすくその属性がメインとなっているので、上手く弱点を付けるカードでデッキを作る事が重要です。

勝つ事でカードを入手してデッキを強くするというパターンになりますが、序盤が少し大変で、最初に貰ったカードで勝てるところをまずは見つける必要があります。そこで得たカードを元にデッキを組み直して、弱点を考えて次のクラブに行くというのが基本なのかなと思いました。一度の勝利でもらえるカードの枚数が10枚と多めなので、一度、勝てば割とどうにかなったりします。何回か繰り返せば、必要となるカードは集まりますので、そういうテンポは良いです。そこら辺は、簡単と思えてしまうところもあるのですが、同じ相手に何度も戦ってと言う苦労はそこまでないのは嬉しい所でもあります。

ちなみに本作、開発がハドソンと言う、ポケモンのゲームとしては珍しい事になっています。また、ハドソンの開発だからなのか、赤外線通信での通信と言うのも可能になっています。この通信を用いて、カードを入手する事が出来るのですが、たくさんの人と通信する事で得られるカードと言うのも存在しています。ただし、同じ相手と何度通信してもその条件は満たす事が出来ないというので、ハードルとしてはかなり高いです。

ゲームボーイでのカードゲームと言うと、本作の前日に遊☆戯☆王デュエルモンスターズが登場しています。ゲーム性が違うので一概には比較できないですが、そちらはルールとして洗練されている訳ではなく、ただ強いモンスターを出せば良いという感じになっていて、それと比べると、ゲームとしては、本作の方が良く出来ているなと思ったりします。


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