ゲームボーイモノポリー(GB)-おきらくゲームソフト事典-

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ゲームボーイモノポリー(GB)

ジャンル:その他
メーカー:ハズプロージャパン
発売日:1998年12月11日
ハード:GB

概要

ボードゲームのモノポリーのゲームボーイ版です。いろいろなハードで登場している作品で、ファミコン、スーファミなどでもゲーム化作品は登場していますし、本作より前にゲームボーイ版と言うのも登場しています。それに続いて登場している作品ですが、あまり変わり映えしないです。分かりやすいところでは、ゲームボーイカラーに対応しているというぐらいで、モノクロのゲームボーイでプレイしたら見分けがつかないのではと思ってしまいました。

モノポリーのルールとしては、従来通りで、サイコロを振ってコマを進めながら、不動産の売買などをして、資産を増やしながら、対戦相手の破産を狙っていきます。不動産の売買以外にも、カードをめくるマスや刑務所に入れらてしまうマスなどもあります。サイコロを振ってと言うところで、運の要素も大きいですが、交渉による駆け引きも重要になってきます。交渉を成功させるには、一方的な利益を求めるのではなく、相手にも得だと思わせる事が重要になります。ただし、相手が得になり過ぎると、こちらが不利になってしまうので注意が必要です。また、その時の得、損を考えるだけでなく、先を見据えて交渉する事も重要になります。

プレイ時間設定、初期のお金や土地の割り当てなどを変える特別ルールの設定などを行って遊ぶことが出来ます。

人を集めなくて良い、コマを準備する必要がない、細かいルールを覚えなくてもプレイできるなど、ゲーム機で遊ぶメリットはそれなりにあるとは思いますが、それと面白さが直結するのかは、また別の問題と言う気もします。

コンピュータ相手の対戦だと、あまり賢いと感じられず、交渉が上手くいかなかったり、簡単に出来てしまうと、何か企みがあるのかと深読みしてしまうのですが、そんな事は無く、何でそうなったのか分からずに勝ててしまう事もあります。あんまりコンピュータが強すぎるとイカサマを疑いたくなって、その辺りのバランスと言うのは難しいのかもしれません。

カラー化自体は良いのかもしれませんが、本当にそれだけだと、モノポリーと言うゲームとしては、それほどの意味を感じないのも正直なところです。

モノポリーのゲーム化作品と言うのは、いろいろと登場していますが、ゲームボーイでも、DXモノポリーGBと言うのが後に登場しています。そちらはコンピュータの個性がいろいろと出ていたりと、本作とは違ってちゃんとした新作という感じになっています。


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