ポケットボウリング(GB)-おきらくゲームソフト事典-

ジャンル：スポーツ
メーカー：アテナ
発売日：1998年10月23日
ハード：ＧＢ

ボウリングのゲーム化作品です。ボウリングのゲームと言うのは、意外と珍しかったりするのですが、アテネは１９９０年とゲームボーイ初期の頃にワールドボウリングと言うタイトルのボウリングのゲーム化作品を出していたりもします。

ＳＴＡＮＤＡＲＤ、ＴＯＵＲＮＡＭＥＮＴ、ＴＲＡＩＮＩＮＧのモードがあります。ＳＴＡＮＤＡＲＤは一人で自由にボウリングを楽しめるモードになっています。ＴＯＵＲＮＡＭＥＮＴはコンピュータ相手にスコアを競い、試合を勝ち抜いていきます。ＴＲＡＩＮＩＮＧはピンの配置などを自由に設定して練習する事が出来るモードになっています。

キャラクターを選んでプレイしますが、キャラクターによって、パワーとテクニックとボールの重さが異なります。パワーとテクニックはそれぞれに対応したゲージのスピードに違いがありますので、特徴をとらえて選ぶことが必要です。

ボウリングのゲームとしては、ボールの位置を決め、回転、パワーのゲージをタイミング押す事が重要です。キャラクターごとにゲージのスピードが異なるため、どちらかのゲージを優先させるのか、それとも同じような感じでプレイしたほうが良いのかは人それぞれと言う感じです。スピードの違いはありますが、速くてもタイミングを合わせるのが難しいと感じるほどではないです。むしろ、遅い方が待たされる感じでテンポが悪くなると感じてしまう気がします。

ゲージのタイミングが簡単なのもそうなのですが、ある程度、やり方を覚えると簡単にストライクを取れてしまいます。具体的に言うと、ボールの位置を半分ぐらい、右にずらして、タイミングは真ん中に合わせて、パワーも最大で狙っていけば、ほぼストライクを取れてしまいます。しかも、ゲージのタイミングは割と適当でも大丈夫です。全てストライクを取るとなると運もあるのかもしれませんが、トーナメントで勝つぐらいであれば、これを繰り返すだけでどうにかなってしまいます。しかも、どのキャラクターでも同じようなやり方で勝ててしまいます。アテナから登場していた、前作のボウリングのゲーム化作品、ワールドボウリングでは難易度は高めだっただけに拍子抜けしてしまうような難易度です。

どちらがいいかと言うのはありますが、中間ぐらいのバランスと言うのは出来なかったんでしょうか。

こういう作品をプレイすると、ボウリングのゲーム化作品の数が少ない理由と言うのが何となく分かってしまうような気もしました。

隠しキャラ：パスワードでＡＶＢＪと入力。

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